60話記念 トラック・チェイサー!
トラックに撥ねられて、人生逆転。
それは撥ねられた側の都合である……。
◇◇◇◇◇◇◇
今、俺は空を飛んでいる。
「キャァァァァァァ!」
世の中がどうでも良くなった結果、俺は空を飛びながら悲鳴を聞いている。
「大丈夫ですか……だいじ――」
空を飛び終えた俺は、その場で死んだ……
はずだった!
◇ここから先は超絶長くなるため、カットさせていただきますが、主人公の名前はリィンカです◇
◇異世界へ転生してから二十年後◇
「チッ! お前は良いよなー、勝手に飛び出しておいて、こんな世界で金持ちの家の後継者に生まれて、女とイチャイチャしながら異世界転生ライフを謳歌してるなんて、お前は良いよなー、なぁガキ!」
僕の名前はリィンカ。
二十年前、自暴自棄になって、青信号を直進していたトラックの飛び出して撥ねられて死んだ男だ。
「なんで僕がその時のガキだと分かったんだよ! オッサン!」
僕は今、非常に不味い状況に遭遇している。
「お前のせいで、俺は外にも出れなくなったというのに……、ガキ、お前みたいなやつは、俺は絶対に許さない! だから俺は神と契約して、トラック・チェイサーとなったのだ! ガキ、60回目の覚悟はできたか!」
僕を付け狙う者の名前は、トラック・チェイサー。
あの時、僕を撥ねてしまったトラックの運転手だ。
僕がこの世界で死んで、別の世界に輪廻転生しても、この人は二十年後に必ず僕を殺しにくる。
そして今回は60回目ということだ!
終。
[あとがき]
主人公がトラックに撥ねられて、異世界転生して二度目の人生はハッピーライフ!チートライフ!的な物語の開始地点であるトラック。
そのトラックは、無人走行ではなくトラック運転手がいる。
不可抗力で撥ねられるならまだしも、自分から撥ねられに行く物語もある。
ならばトラック運転手を敵に据えて、追跡してくる物語があったら?という想像から60話記念として書いてみました。
お読みいただきありがとうございました。




