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少数星
数多にある無数の世界の一つに転移してしまった男の話。
数多にある世界の中で、少数星と呼ばれる世界がある。
その世界では、あらゆる理が少数の意見で決められていた。
そんな少数星と呼ばれる世界で、その男がいるのはなぜか?! 処刑台だった。
しかしその男が処刑台にいる理由は、その男には分からない。
(ただ俺は、街角インタビューで、〇〇は賛成か反対か? という質問に少ない数の方で回答したら、この世界に迷い込んですぐに捕まって……なぜ"いきなり!処刑台"なんだ?)
困惑しながら処刑台に拘束されたその男に対して、執行官らしき男がその男に対して、次の様に告げた。
「この世界は少数派は絶対だ。だからお前が持っているそれは、この世界の秩序を破壊する厄災、だから処刑だ」
執行官にそう告げられたその男は、なぜ自分が処刑台にいるのかをようやく理解した。
そう。その男が持っていたのは……利用する事自体が多数派であるインターネットに接続可能なスマホだった!
「さらばだ!」
執行官の合図と共にその男の意識は途切れた。
という夢を俺は見ていた!
終。




