ゲームの神
あれから長い時間が過ぎた気がする。
目が覚めたら俺は暗闇の世界の中にいた。
ここは夢なのだろうかそれともあの世という所なのだろうか。
そうだとしたらまだやり残しているゲームが沢山あるしダーク・オブ・ジョーカーの世界をまだ冒険したかった。
これから俺はどうなるのかわからないがでもゲームが出来たらいいな。
俺がそんな事を考えていると暗闇の中に光が指してくる。
そろそろ着くのかと思い俺は光の場所に行くため暗闇の中を歩いて行く。
暗闇の世界から出るとそこには何もないただ白い世界が広がっていた。
「ここは…」
ここが何処かはわからなかったが周りに何かないかと周囲を確認して見る。
すると一人だけ人間がいる事に気付く。
だがその人物の姿や今やっている事に驚いた。
「やっとレベルカンストか結構早かったな後はラスボスを倒すだけかな」
古いアナログ式のテレビでRPG系のゲームだろうかそれを座布団を肘乗せに使いスナック菓子と炭酸飲料を周りに置き無地のシャツに半ズボンといったとてもラフな姿でプレイしている。
「あ、あのすいません」
俺は少し驚いたが今はここが何処か知りたかったのでその人物に話かけてみる。
「うん?あー早瀬雪戸君だね待っていたよ」
その人物は人柄が良さそうな眼鏡を掛けた男性で驚く素振りなど見せず俺が来る事を最初から知っているような口振りでゲームを一旦中止して此方を向き話てくる。
「え?何で俺の名前を?」
「まぁまずは立ってないで座りなさい」
男性は俺に座布団を差し出し座るように俺に提案する。
「あ、はいありがとうございます」
「そうだねまずは君は自分がどうなったのかはわかっているかな?」
「俺は車に跳ねられてそのここが夢とかじゃなかったら多分死んだと思います…」
目が覚めて暗闇の中にいた時あの後どうなったのかはだいたい予想が出来た。
だがいざ言葉にしようとすると自分がどうなったのかは言いにくいもんだな。
「そうだね君はあの後命を失って天界へと行こうとしてたんだ、それを私がここへ呼んだと言うわけだ」
「俺を呼んだ?」
「ちょっと待ってくれるかなえーと確かここに」
そう言うと男性は近くにあった籠の中からあるゲームソフトを出す。
「このソフトがいくらやっても攻略出来なくてねアドバイスして欲しくて呼んだんだよ」
「え?」
どういう事だ?何でそうなるんだ?まず俺が死んだ事を知っていると言うこの人は何なんだ?
幾つか気になる事があったが一番気になる事を聞いてみる。
「すいません色々わからない事がありますがその前にあなたはいったい?」
質問に対する男性の答えは俺が全く考えていなかった答えだった。
「うん?私かい?私は君達がよく知っている『神様』だよ」
「あ、そこのモンスターは氷属性が弱点だと思うと思いますが闇属性が一番ダメージが通ります」
「なるほど!いくらダメージを与えてもそんなに効いてない訳だあの攻略本嘘だらけだな全く」
神様が一番難しいと言っていたゲームを俺が後ろから助言しながらプレイしている。
『デモンズロード』というゲームソフトでRPGゲームの中でも一番難しいと言われていた。
「そうですねあの攻略本嘘ばかりで困ったもんです」
俺はVRMMORPGが世に出るまでデモンズロードをやり込んでいて分からない事はなかった。
「いやーやはり君を呼んでよかったよ早瀬雪戸君、さぁ次いこうか」
最初は驚いたが段々と慣れていった自分がいる。
「でもムーゲさんはなぜデモンズロードが分からなかったのですか?」
「いくらゲームの神と言っても私は全知全能ではないよ分からない事だってある」
「はぁ…」
「さぁ今度はここだ」
そう言ってムーゲさんは進んでいく。
さっきから分からない事ばかりだって?
俺もさっき教えて貰ったばかりだったからどう説明しようか迷ってたんだよ。
じゃあまずはこの男性は神様と言っても『ゲームの神』らしい。
…ゲームの神?と思ったね?大丈夫だ俺も思ったから。
何だか俺達がずっと言ってた神様は一人だけではなく何だか沢山いるらしい。
最初は一人だけだったらしいけど何か神様が「もうこの仕事だるい面倒やだ!人数増やして楽させろ!」と言って神様の人数を増やしたらしい…神様がそんなのでいいのかよと思いましたけどね。
今ゲームをしている神様は名前はムーゲさんと言ってゲームの世界の監視が主な仕事になっている神様でそれでゲームの神で暇つぶしにゲームをやっている所を見られて任命されたらしい。
なんだかゲームにも命があって作られたNPCやモンスター等がゲーム世界で死んだらちゃんと天界へ行けるように導いていると聞いた。
何で俺がここに呼ばれたかと言うとなんだかゲームをやり込んでいる者は余り命を落とさなくて俺が丁度よく死んだから呼んだらしいそんな事言われて「あぁなるほど」って言ってそのまま教えれると思う?俺は無理だなだったらなぜ教えているかって?それは
「ごめんごめん教えてくれたら君が絶対喜ぶお礼をするから機嫌治してくれ」
嫌あのね別にお礼に釣られた訳ではないと言わせてくれ神様だったから仕方なくだ!…お礼何だろうな。
まぁそんな事でムーゲさんにゲームを教えて結構な時間が経ちムーゲさんはラスボスにたどり着く。
ラスボスは俺も苦戦したのでムーゲさんにアドバイスしながら俺も熱くなっていてムーゲさんがラスボスを倒した時には一緒に喜びあい二人で飲み明かした(炭酸飲料だけどね)
「いやー楽しかったありがとう早瀬雪戸君」
「いえ俺も楽しかったです」
「では此方も手伝ってくれたお礼の話をしようか」
「あ、はいお願いします」
お礼の事を完全に忘れていた何をしてくれるのだろうか。
「君のお礼は早瀬雪戸君が望む姿望む世界に君を転生してあげよう」
え?……なん……だと……
「それってもしかしてゲームの世界でも?」
「もちろんだゲームの世界も異世界として作成されているから可能だよ」
俺はまたダーク・オブ・ジョーカーの世界に戻れるのか!
「なるほど君は確かダーク・オブ・ジョーカーと言うVRMMORPGに心底ハマっていたね転生場所はダーク・オブ・ジョーカーの世界かい?」
「は、はい!」
「姿はどうするか決まっているかい?」
ダーク・オブ・ジョーカーの世界に戻れるのならもちろんあの姿しかない!
「俺が作成したレイドリック・ルナ・マクダウェルでお願いします!」
「レイドリック・ルナ・マクダウェルか、確か性別は女だったと思うけどいいのかい?」
「はい俺はあの世界を冒険するのなら自分がずっと育ててきたルナで冒険したいです!」
「わかったよ君は本当面白いね私はいつでも君を転生させてあげれるがもういくかい?」
「行けるのならすぐにお願いします!」
俺はもうダーク・オブ・ジョーカーに戻れる事でずっと興奮して話をしていたそれぐらいに嬉しかった。
「わかったそんなに喜んで貰えるなら私もやりがいがあるよ」
ムーゲさんが両手を上げると俺の周りを囲むように四つの光の柱が出てくる。
「私は君の事を天界から見守っているよ元気でな」
「ありがとうございましたムーゲさん」
「頑張りたまえ早瀬雪戸よ!」
その言葉を最後に俺の意識はなくなった俺には不安がなくもう楽しみでしかなかった。
「いったか」
転生が終わり一息ついたムーゲはある事を思いだす。
「あ、そういえば転生した世界は自分が知っている世界とは限らない事言ってなかった…まぁ早瀬雪戸君なら大丈夫だろ!さてとデモンズロードを色々コンプリートするかな」
毎回ちゃんとした言葉になっているか心配してしまいます(;´Д`)
これだけの文章でもこんなにかかってしまうとは思わなかったです
こんな小説でも見てくれる人もいるのでもっと頑張りたいと思います(`・ω・´)




