第138話『賽は投げられた』
「ただいま」
羽熊は義実家である桑田家の戸を開けて帰宅をした。
「お帰りなさい」
帰ることは官邸を出たところでしていたので、戸を開けると同時に美子と抱きかかえた亜紀が出迎えてくれた。
「ただいま」
もう一度声をかけて靴を脱いだ。
「ご飯出来てるけど先に食べる?」
「いただくよ。多分すぐに会見も始まるだろうから」
若井総理が会見を開くと宣言してから二時間後。羽熊はアドバイザーとしての任を半ば無理やり解任されて帰宅するよう言われてしまった。
端的に言えば、羽熊に責任が及ばないようにした若井の配慮だ。
もう間もなく日本政府は重大な責任を負うとともに国民に押し付ける会見を開く。その時に羽熊も関与していたら責任が及ぶとして任を解き、事実上の民間人に戻したのだ。
羽熊はあくまでアドバイザーだ。決定権も責任もないからこそ、ただ関与していただけで責められるわけにはいかないかららしい。
強引に関係者になったからこその配慮なのは分かるのだが、ここまで来てお払い箱は少し残念ではあった。残ったところで思ったことを口にする助言程度でしか出来なくても、事の顛末を見るまでは関わっていたかった。
ただ、それでは不眠不休で働く職員たちの邪魔になるし、代理総理の知り合いなだけでいるなら反感も買うだろうから、そうした意味での解任だ。
若井総理としてはあの決断から一時間後に会見を開きたかったが、さすがに準備に時間が掛かるとして二時間半後のこととなり、羽熊はその間に帰宅する運びとなった。
家に上がった羽熊は着替えをし、義両親に挨拶をしてダイニングへと足を運ぶ。
「あうー」
床暖房のあるダイニングの床にタオルケットが敷かれ、その上で亜紀が横になって天井を見ていた。ベビーベッドは寝室にしかないから、ソファーも落ちたら危なくダイニングで寝かせるには床しかなかった。
「亜紀、何見てるんだい」
声を掛けると亜紀は羽熊の顔をじっと見て、口をパクパクさせたり手足をじたばたする。
その仕草が愛おしく、顔をほころばせながら頭を撫でた。
「ご飯出来たよ」
美子の声掛けで亜紀からテーブルへと移動し、合わせてテレビの電源を入れる。
「いつも夜遅いからご飯の準備間に合わなくてごめんね。もう少し早かったら一緒に食べれたんだけど」
「急な話だったから仕方ないよ。用意してくれるだけで十分十分」
時間は二十時を回ろうとしている。さすがに美子達はすでに夕食を食べていて、美子はお茶だけで向かいに座る。
「それで、エルマさん達どうしちゃったの? テレビじゃテロの犯人の仲間とか手助けしたとかしてるけど」
ご飯を食べ始めるとさっそく美子は当然の話題をふってきた。
「……」
間もなくそのことについて若井総理から語られる。時差がないから話しても流出する心配はなくても、守秘義務から語ることは出来ない。
「ひょっとして言えない?」
「事情は知ってるけど何も言えないんだ。けどもうすぐ説明があるよ」
さすがにこれくらいは言っても構わない。
テレビでは緊急特番としてエルマの亡命報道をしていた。
イルリハランの王室が亡命希望に加え、さらにそのエルマがテロに加担していたともなれば、報道番組内だけでなく特番まで格上げになるらしい。
その亡命を、日本政府こと若井総理はどう判断するのかが内容の焦点となっている。
亡命を受け入れればテロに加担したことを容認したことになるため、受け入れずに強制送還となるだろうとの見方が強い。
実際はその逆だから国民は呆気にとられるだろう。同時に怒りも覚えるはずだ。
原稿内容は一切知らないから、どのように説明するのかは羽熊も知らない。
「テロが起きて、ルィルさんが裏切ってエルマさんもテロに加担してた。なんだか六年前のことが全部嘘だったのかな」
「そうはあってほしくないけどね」
実は全員味方で、捜査のために裏切りをしていた嘘と言いたいがそれは妻であっても言えない。素性を隠した専属の捜査官ではなく、著名人並みの知名度を持つ人たちが潜入捜査をするのだ。公に嘘をつく必要があり、家族であっても漏らすことで危険にさらさせるわけにはいかない。
「あ、始まるみたい」
画面では官邸内の記者会見会場が映り、大勢の報道陣が移りながら扉から若井総理が入ってきた。
無数のシャッター音とキータッチの音が響き渡る中、日章旗に一礼して若井総理は壇上に上がる。
「この会見、日本だけじゃなくてイルリハランでも見られてるのかな?」
暖かい床に寝かせていた亜紀を抱きかかえ、揺り籠のように優しくあやしながら呟いた。
「ネット配信はしてるだろうし、確か異地版の外国人記者クラブがあったはず。裏側のエルデロー大陸の国々は無理でも、マルターニ大陸くらいは生放送されてると思うよ」
日本こと異星国家の発する情報は世界でも革新的なことがある。だから早期に外国人記者クラブに準じた設備をマリュスに準備して、リアルタイムで発信することになっていた。
だからこそこの会見で『内閣総理大臣』が暴露し、世界に広めれば一気に事態の転換に至れる。それが良いか悪いかは未来しか分からない。
ただ地球の社会主義国のように自国に都合の悪い報道に関しては遮断する。
エミエストロンの能力が凄まじいなら、一方的に報道を止めることも出来るだろう。そうなるとせっかくの暴露も不発になる。
若井さん、どう伝える?
羽熊は食事の手を止めて総理の会見を待つ。
『これより、若井総理大臣臨時代理による会見を行います。記者の皆様の質問は若井総理の発言の後でお願いします。では若井総理、お願いします』
進行役の言葉の後、若井総理は発言を始める。
『はい……チャリオスがテロ事件の実行犯です』
開口一番、会見開始わずか二秒で結論を投下した。
確かに録画なら情報規制出来ても、生放送なら二秒で妨害は出来ないはずだ。
長年歴代総理の会見を見てきたが、この会見は前代未聞なのがすぐにわかった。
しんと会場が無音となり、数秒間を開けて若井総理は再び語り始めた。
『国民の皆様、突然のことで戸惑ったことと思います。この会見は現在亡命を希望しているエルマ・イラ・イルリハラン以下八人のイルリハラン人の処遇についてですが、合わせて先月起きたユースメミニアス式典会場爆破テロ事件についても説明をしたいと思います』
画面のテロップの『エルマ亡命の可否』に『爆破テロの情報』が加わる。
『すでに結論をお話ししましたが、フィリア経済で有数の企業である国際民間軍事企業のチャリオスがテロ事件の実行に関与しています。正確にはチャリオスの上層部ですが、その根拠として極めて有効な情報があり、その入手に現在我が国に亡命を希望しているエルマ氏率いるテロ捜査別動隊が関わっていました。そのためにエルマ氏は情報操作をされてテロ事件の容疑者に仕立て上げられたのです』
会見開始から数分でテロとエルマのことを簡潔に述べる。これで少なくとも世論はエルマを犯人から味方へと考えをシフトしていくだろう。
先に結論を伝えることで一気に膨れ上がった世論のガス抜きをする。しかも初っ端で最重要の結論を言ったことで呆気に取らせたのもうまい。
そして生放送を聞いた国々は、もしエミエストロンで遮断されたとしても嫌疑は掛けるだろう。
若井総理は続けて時系列順でエルマ達が進んで来た情報内容を公表し続けた。
もちろん誤魔化さなければならない非合法だらけのウィスラーの証言ビデオの入手手段は濁し、あくまで合法的に捜査が及んでいた風に政治的文言を使ってだ。ルィルに関してはエルマ側も認めないから触れない。
公表された中には最重要アイテムとなるエミエストロンとペオ・ランサバオンも含まれている。この二つは公表しないと整合性が取れず、混乱を防ぐためには隠したいが誤魔化すのは無理がある。
美子も横目で見ると驚きの表情をしながら見入ってるから、これがきっと世間の反応だ。
『――以上が今日に至った捜査状況の経緯です。後に先ほど述べたウィスラー前大統領の証言ビデオを和訳した状態でお見せします。そしてエルマ氏を含む九人のイルリハラン人の亡命に関してですが、ウィスラー前大統領の証言があるため関与をしていたと断定するには乏しく、日本政府は亡命を受け入れる決定をしました』
「……あなた、このことは最初から知ってた?」
「知ってた。全部報告が来たときにはそばにいてね。でも言えなかった」
「だねぇ。これは私でも知ってたら流出が怖くて言えないよ。ていうか今もだよ」
転移技術が人為的に確立しているのだ。まだ一度な上に未確認ではあるが、いつ自分のそばに送られてくるのか分からないともなれば怖くもなる。
アニメやマンガから基本的には人を瞬間的に運ぶ便利な移動ツールが日本人としての認知だが、テロに使われればその認識は変わる。
だから入手当初はパニックを恐れて伏せるようにしたが、真相を説明するには欠かせないアイテムゆえに公表するしかなかった。
きっと明日には出勤する人は激減するかもしれない。特に主要駅はもっとだろう。
一応フォローとしてテロ後にペオが使われた形跡はないと入れたが、その効果は微々たるものだ。それは仕方ない。だが言わずに漏れてのパニックになるより、漏らしてのパニックの方がまだ心構えが出来る。
「あ、でも転移技術が自由に使えるなら、地球に帰ることは出来るのかな?」
「来たんだから戻ることは出来るだろうけど、必要なエネルギー量は莫大だろうね。それこそレヴィアン落下クラスのエネルギーが必要かも」
「核ミサイル一千万発以上だっけ。さすがに再現は出来ないね」
「それに戻っても大変だし、ここ六年でレヴィニウムやフォロンに頼った社会になってるから戻るに戻れないさ」
『……これから話すことは極めて機密性の高いことです。これは日本政府を始めイルリハランなど六年前アルタランの安全保障理事会を務めていた国々との密約で、半永久的に世間に秘匿することにしていました。これは私自身総理臨時代理になった後に、その密約を知るエルマ氏から聞きました』
「あれを話すのか」
羽熊は呟く。バーニアンの自然発生を防ぐために、真実を隠して事実のみで誤魔化した秘密。すでにバーニアンが存在している以上、最早隠す意味がないことから若井は公表することにした。
以前なら身体的特徴と法による複雑化から利益がないとして防げていたが、全てを話せば生物学や科学的理由からでなく利益第一で日本人狩りが起こりかねない。
若井総理はなにか策があるような態度だったが、羽熊は何も聞かされてないからどう回避するつもりだ。
若井総理はついに秘密にするべきだった情報を暴露した。
地球人とフィリア人は自然交配が可能なことと、身体的特徴が何世代にも渡って遺伝し続けることはすでに公表されていたが、その天才性は秘密とされていた。
知能指数が一三〇で天才の域なところ一五〇から二〇〇が平均とあり、ウィスラーがバーニアンでその特徴から自力で国家元首になったことも包み隠さずだ。
「……つまり、ハーフはみんな天才児ってこと?」
何も知らなかった民間人代表として美子が亜紀をあやしながら呟いた。
「そう。生まれる人全員がダヴィンチやガリレオと言えば分かりやすいかな」
「うへ、じゃあすごい発明とかすごい芸術作品とか作っちゃいそう」
「だから日本人狩りが起きるかもしれないし、何世代も遺伝するから千年も経てば人口比はハーフが上回るとして秘密にすることになったんだ」
「千年てすごい先だね。日本人狩りってことは女の人が狙われるの?」
「いや、どっちかと言うと男だよ。女性は一年に一人だけど、男は同時に何人も孕ませることが出来るから」
「そっか。いつもそうした話は女の人が狙われるけど、この場合は逆になるんだ」
「もちろん狙われるだろうけど、精子を大量で簡単に手に入る男の方が効率的なんだ。人権や倫理を無視して、リーアンの女性を集めて体外受精でもなんでもして妊娠させたら一年で千人でも一万人でも増やせる。しかも天才性も身体的特徴もずっと残るから、いずれは世界の支配権をかけての戦争が起きるかもしれない」
「でも地球みたいに私たちや白人、黒人とか地域で住み分けとか出来ないの? 土地ならたくさんあるのに」
「しても経済的に急成長し続けるのはハーフのほうだから、劣等種となるリーアンが仕掛ける可能性が高いんだよ。確かかなり状況が近い短編映画があったかな」
「最初からいたのに、後から来た人が邪魔で争うご近所問題みたいな感じだ」
「……まあ身近に例えたらそうかな」
「だとしたらなんで若井総理は話したんだろ」
「それをこれから話すみたい」
『先ほど述べたウィスラー前大統領が体現しているように、バーニアンの全員がその知能の良さから支配欲が高いことが分かっています。その支配欲は我々よりも高く、さらに反抗心も強いことから同族以外で交友関係は結べません』
「!」
なるほど、と羽熊は声に出さずに若井総理の意図に気づいた。
秘密にして存在を無くすことが出来ないなら脅威を足してしまえばいい。それが若井総理の狙いだ。
いかに天才を生み出して高確率で短期的な発展をしても、その後に裏切られて乗っ取られるのならする意味がない。もちろんそんな世迷言を無視して産ませてしまおうとする組織が出るかもしれないが、一連のテロ関連がその危険性を証明する。ウィスラーも根拠となるだろう。
もちろん一切触れないのが一番だが、すでにバーニアンが存在してしまってる以上隠すことは不可能だ。間違いなく事件解決後にはイタチの最後っ屁で流出させるだろう。
ならば不意打ちで流出するより暴露してある程度のコントロールしたほうがまだマシとしたのだ。
『今後倫理や人権を無視して、有能な人材獲得のためにバーニアンが増え続ければ必ず謀反が起こり、組織レベルではなく人類レベルでの問題へ発展していきます。それを回避するべく当時の安保理は秘密にすることを決めて六年間守ったものの、バーニアンたちの手によって口封じをされました。秘密を知る方々が生き残れたのは幸運で、生き残っていなければ何もかもがこのことを知ることなく手遅れになっていたことでしょう』
「……あなたはハーフのことは知ってたんだよね?」
「うん、全部ね」
「じゃあずっと命を狙われてたってこと?」
「どうだろ。今のところ転移装置のペオが壊れて予備がなかったか、それともフォロンの無い日本国内じゃ転移できないから無事のどちらかだと思ってる。じゃなかったら多分もう生きてないかな」
「怖かったでしょ」
「まあ、ね」
テロだけでなくこれまでも命が危なかったかもと知って、美子は悲しみの表情で心配をしてくれた。
今回の公表で少なくとも日本国民はこの事実を知ったから、羽熊たちを殺す意味はなくなったはずだ。そして水面下で進んでいたチャリオスの侵略計画も露呈したことで、大っぴらな行動しか移せなくなる。
証拠がないととぼけられるとしても、決定的証拠であるDNA検査が出来るから追及は出来るだろう。いくら毛髪や足の整形は外科手術で偽装できても、生命の設計図である遺伝子情報に細工は出来ないからだ。
天才集団ではあっても千年先を進んでいるわけではない。過大評価はしても過剰になる必要はないのだ。
『今のところエルマ氏が率いる捜査班が集めた仮説は、ウィスラー前大統領の証言ビデオで成り立ったところでまだ法的証拠は発見されていません。今後はこれからお見せするウィスラー前大統領の証言ビデオを元に捜査本部を含む各国、アルタランが行う捜査に飛躍的な進展がされることを期待しています』
若井総理の会見は締めくくられ、『このあとウィスラー前大統領の証言ビデオが流れます』のテロップのあと、画面が切り替わってウィスラー前大統領が映し出された。
内容は若井総理が暴露したことをそのまま肯定する内容だ。
証言ビデオを手に入れたことは入手当初から聞かされていても、その内容まではエミエストロンを警戒して見させてはもらえなかった。
いくつものパターン向けの動画があると言っていたから、この動画も世間へ公開するためのものだろう。
ディープフェイク動画のような不自然さも不気味の谷もない。皆これが本物のビデオと信じてくれるはずだ。羽熊もこれが本物だと分かる。
「……これ、明日凄いことになるよね」
「この映像が世界に広がればチャリオスは世界を敵に回して、しかもムルートのことも言ったからミストロ教も動くだろうね。文字通り全世界を敵に回すから一気に物事は進むよ」
「ルィルさん大丈夫かな」
「あくまでチャリオスのトップが犯人だから、何も知らない従業員は捕まったりはしないよ」
「でも次に行く場所がないよね。日本が受け入れたりしないかな」
「んー、そうなればいいけど防衛省がどう思うかな。情報を売ろうとしてバレてイルリハランの防務省と関係が悪くなったし」
「ああそっか」
「助けてはあげたいけど難しいね」
だが、これでバーニアンは何らかの行動に移すはずだ。ルィルがこの隙を逃すがないから、どさくさに紛れて行動に移すだろう。
テレビでは質疑応答へと変わり、記者からの質問に総理自身が答える。
その多くが暴露から派生する疑問点で、特にエミエストロンとペオに集中している。
表向きでは爆薬物をどうやって会場に持ち込んだのか分かっていなかった。そこに突如として答えが出てくれば詳細を知ろうとするのは当然だ。
さらにはバーニアンの天才性や支配欲と言ったことにも、詳細なことを訪ねては答えていく。
バーニアンの人為的発生を防ぐために放った支配欲。一概に嘘とは言えないから政治的解釈で対処するとは、やはり若井は政治家だ。
実際に抑止力となるかは分からないが、暴露する前提ではそれが最善手であろう。
任期を全うして大統領を務めたバーニアンが存在し、テロを実行し、現在のテクノロジーよりも進んだ装置を二種類は保有している。ひょっとしたらもっとあるかもしれない。
バーニアンが存在することが脅威と植え付けるには十分だ。
「まさに賽は投げられたってやつだ」
美子が総括する。
その通りだ。
「あなたも明日から大変だね」
「……いや、もう官邸には行かない。アドバイザーは解任されたんだ」
「え、そうなの?」
「理由はあれ」
とテレビを指さす。
「これから大変になるから家族といてやれって。それに機密情報をずっと抱えていたことがバレたら記者たちに追われもするからってのもあってさ」
「じゃあ完全に政府との関係は終わっちゃったの?」
「そ。でも須田町は危険だから、どっちに転んでも終わるまではここにお邪魔し続けるよ」
「……戦争になる?」
「多分ね。大人しくチャリオスが家宅捜査を受けて、証拠が見つかって捕まれば終わるけど絶対に抵抗するだろうし」
「勝てるかな」
「世界対チャリオスになるから勝てるさ」
そう羽熊は美子にポジティブな返事をする。
しかし実際は不透明でチャリオスがどう動くか予測が出来ない。チャリオスだって全部が自分たちの計画通りに進むとは思っていないだろうし、この暴露だって想定内である可能性も十分考えられる。
結局は分からずにその都度その都度対処していくしかないのだ。
何が正解なんて分からないのだから、今できる最善手を打ち続けるしかない。
賽は投げられた。あとはチャリオスがどう反応するか。
政治的な言葉だが、チャリオスの動きを注視していくしかない。
テレビでは延々と若井総理が質問に答え続けていた。




