↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私とストーカーと魔法の学校  作者: WLCノベル
第2章 初等部
39/59

38 ミラの冒険

今回はまた短いですよ。

 平民には名字のない者も多い。

 ミラも名乗らないから、てっきり名字はないものと思っていたのだが、ミラの子供であるユウシャの名字がディーンである以上、ミラの名字もディーンだろう。


 そんな感じでふと教科書を見たら、ミラ=ディーンの功績がでるわでるわ。


 あはは……、こんな有名人じゃ名前伏せるよね。

 なるほど、ユウシャはその子供だから、王子に正面から挑んでも、処罰の対象にならないわけだと納得した。


 で、ミラ=番長が何をしたかというと、まずはお風呂周り、石鹸、シャンプー、シャワーに温泉等、日本人には外せないあたりを整備し、貴族社会に流布させた。

 さらに、料理。

 味噌醤油ヨーグルトといった発酵食品から、和食としか思えないいくつかの調理法、さらに他の国まで冒険に行き、米や香辛料を普及させた。

 他にも、ホチキス、蚊取り線香、コンドームなど、その発明(?)は多岐に渡り、普通に彼女の伝記が何冊か発行されているようだ。


 なるほど、転生者の私が、大きな不満を持つことなく暮らせたのは、ミラという先駆者がいたからなのか、と非常に納得した。


 そのミラであるが元々は貧民街の生まれで、ディーンという姓を持ったのは、あのヘイミンと結婚してかららしい。

 ちなみに結婚当時、ヘイミンは子爵だったが、ミラの功績でトントントンと爵位が上がって、今では伯爵の地位にいるとのこと。


 見事な成りあがりだといえるだろう。


 教科書なので、二人の馴れ初めがどうのという話は載っていないが、これだけの有名人なのだし、今度図書館で伝記でも探してやろうと思う。


 それはともかく。


 ミラが今の状態には誰かの作為を感じると言っていた話を思いだす。


 であるなら、ミラが20年近く先に転生させられたのは、私たちは転生するまでに世界の文明レベルを底上げするのが狙いなのだろうか?


 もし仕掛け人がいるなら、それは一体どんな人物なのだろう?

 もしかしたら、私たちと同年齢で、同じく恩恵にあずかっている人物なのかもしれないと、少し思った。

ミラの話だけでひとつ物語ができそうです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。