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詩集・『碧き影の星の歌と紅蓮の瞳孔の揺れた焔』②  作者: 風快李吏


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④「コバルト」

本当は逃げ出したい気持でいっぱいで

戦う事も壁に投げ付けたくて

一体何に胸を満たすのだろう

アンバランスな配分が傾かす



気が付けば明日もすぐ側にあるけど

僕の時はそのままで世界だけが動いて

このトンネルを抜ければ…って誰の言葉

当てもない保障 確信など抱けない



取り外せるのなら今すぐにでも

感情は鋭気にハウリングする

抜け出せない音波はやがてその器を破壊するのだろう

空砲で撃ち落として 無尽に飛ぶ 浅はかな鳥を

少しは羽休めに変わるだろう



振り向けば辿って来た砂利道が

そこにはどんな可能が転がっていたのかな

そんな引き返せない旅路を 今の僕は

やり場もなく 本当は後悔してるのだろう



取り返せるなら今すぐこの手で

期待される度 出口が怖くなる

堆積する土砂はいつか何処へでも流れ 沈んで行く

実弾で撃ち落として 取り繕う 斑な鳥を

血を流して 我に還れる筈さ



取り外せるのなら今すぐにでも

感情は鋭気にハウリングする

抜け出せない音波はやがてその器を破壊するのだろう

空砲で撃ち落として 無尽に飛ぶ 浅はかな鳥を

少しは羽休めに変わるだろう



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