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詩集・『碧き影の星の歌と紅蓮の瞳孔の揺れた焔』②  作者: 風快李吏


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㊴「AT WILL」

光はただ眩しいだけ

温度はただうっとうしい

今年の異常気象 来年も狐疑逡巡

目を覆いたくなるような光陰

抜け出す出口を走って探し

思い通りにいく道はなくても

やり方を知らないだけで

変化のある日は 本当はつくれるもの


幼い鼠のようで逃げている

また誰かの物マネだって

馬鹿にされるかもしれない

それでも雑踏を掻い潜り

人ごみに逆らうように

僕等はそれぞれ違う道を進んでいく

可笑しければ笑えばいい

精一杯生きている若人に

君たちは誇れるほどの自信があるのなら


夜はただ暗くて見えないだけ

未来は分からない 更に真っ暗

それは暗中模索 不安の右往左往

身を怯えさせるような期待

誰もが同じなのは皆知っているはず

今から考え込むことはないさ

ちょっと肩のチカラを抜いて

それほど変化のない今を 噛みしめて


もう誰も裏切らないから……

そんな無責任なことは言えないけど

この僕が一緒にいるよと

ささやかな言葉を贈ることはできるよ

その一歩を一緒に踏み出せれるよ

永遠の約束はないけれど 少なくとも今は

一期一会だからこそ言える

天衣無縫のあなただからこそ

大切な君の人生 僕等が笑わせやしない


精一杯生き抜いた人生ならそれがすべてさ

ほかにかけがえのないもの 

それを知らない者に 怖がる必要はない

今君が必要なのは明日を見るための休息

勇気を運ぶ風も君の背中を押してくれるだろう


 

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