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詩集・『碧き影の星の歌と紅蓮の瞳孔の揺れた焔』②  作者: 風快李吏


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㊱「Broken Sword」

近付こうとすると遠ざかる

ほんの僅かな距離

あと少しで掠めるばかり


錆び付いたまま停まった秒針

何をしても意味は無いのを知ってるのに

軋みをあげてくそれを弄くってみる

早く動いてと絶え間無く強く念じてるけれど



Believing is defficult.(信じる事は簡単な事じゃない)

人の心に触れるのは その人を理解()ること

繋がる気持に嘘を()かないで

手と手を握り合わなきゃ 何も始まらないよと

分かってるつもりなのに

何故いつも恐がるのだろう

淋しがる事に立ち竦まないくせに

どうして簡単に愛せないのだろう



氷の上を滑るバランス

不安定で危なっかしい

でもその後は考えないで



道化師のように取り繕う心

映らない不確かな魔物は

何も持たない手で戦うよりましだと

(ヤイバ)の折れた(ツルギ)さえ手にして

震える勇気は臆病に埋もれる

奇妙な快楽は一人で踊り続けて



To doubt is so easy.(疑う事はとても簡単な事)

そんな目をして 本当は羨ましいそうに

現実から逃避ばかりして ただ楽を求めて

また明日言えばいい、また次にすればいいと

当たり前に叶わない戯言(ザレゴト)ばかり並べて

何故 いつも躊躇うのだろう

弱さを隠す事には慣れてるくせに

なんで 難しく考えてしまうの



止まった時を溶かそう

僅かな体温でも

逃げ出すより立ち止まる事を選ぼう

気休めなんかじゃなくて



Believing is defficult.(信じる事は簡単な事じゃない)

人の心に触れるのは その人を理解()ること

繋がる気持に嘘を()かないで

手と手を握り合わなきゃ 何も始まらないよと

分かってるつもりなのに

何故いつも恐がるのだろう

淋しがる事に立ち竦まないくせに

どうして簡単に愛せないのだろう


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