〜第六話 魔術師と魔法使い〜
「早く逃げなければ、、、、」
俺は今カーム山周辺の森を逃げ回っている。
もはや国家として機能しないデジャブになっている今。秩序はない。
ルシフェリア。クロスリベレーター。ザクシス、アクシス、ガルバス。神殿。商業ギルド。旧領主一派。
それに他国。このままでは個人の身となった俺がどうなるかわからない。
急に乱立されたからにはまずい。
「そこまで。しらみつぶしに倒していかないと終わりが見えないからね。」
『チッ。誰だよ』
明らかに高貴なローブを纏いいかにもすごいです。と主張しているような服。
少なくとも俺にはそう考えられた。
「私は、宮殿魔術師とでも名乗っておきましょう」
『まさか。マギステルシアか、、、、、、、!?」
マギステルシアは弥帝国と同盟国だ。直接エルセリアに援軍を出せなくても国内に援軍を出してくる可能性は全然あり得る。魔法大国として魔術師は特権階級だ。
神官「私達を裏切り、危機に晒したこと。許しませんよ?」
魔法使い見習い「あまりにもひどいです。アルトさんがいないからってひどいです........」
(こいつら。もしかしてパーティを組んだか!?そうなると魔力で縛られる。これはまずい状況)
宮殿魔術師「【王権神授の障壁】(オーラ・レガリア)!」
一瞬で結界が貼られ完全に俺をシャットアウトする。これだと近づけない。
魔法使い見習い「【模倣・白銀の雷】(レプリカ・ボルト)!」
結界の中から雷撃が落ちる。命中率はないが当たればそれなりのダメージを食らってしまう。
神官「水華・波紋一閃」
神官の身体が水流のようにしなやかに滑り込み、残像を残しながらたかもろんの懐へ潜り込む。錆びたはずの剣はいつしか神剣となり神剣から放たれる刃は、激流のように斬撃となった。
『こいつら。連携してる!?』
宮殿魔術師「ここで終わりです。アクシスの首領と聞きましたがそこまででしたね。さようなら」
『へっ。俺が、この程度で、死ぬとでも?。ここまでならいい。本気を出させてもらうぜ!』
たかもろんの服が紫色の電撃のようなものを帯び、閃光が起こる。
『開眼!(リージョンフォーム!)』
たかもろんは不思議な紫の縁取りをされた服を着て、もっていたダガーには虚無の力が宿る。
神官「開眼ができるだと、、、、、、?」
魔法使い見習い「開眼は試練を突破した一部の幹部しか使えないはずじゃ、、?」
こうして開眼形態に入ったたかもろんと魔法を司るパーティの激戦が始まった。




