〜第二話 彼らとの再会〜
さあ脱退して浮浪の身となった俺はすぐさま山を降りた。
追手が来てたから仕方ないとも言える。見つからないうちに山を下り、、、、
と思ったがカーム山の麓はラルス村だ。この村でも十分アクシスの悪名は知れてるため手下を連れずに歩くのは単なる自殺行為だ。アルトが死んだが実際どうなったか。
結局神具は神殿に返されたが一部は横流し(アクシスに)したはずだ。
かれらもかれらで十分な資金をあの件で入手したはずだ。
もちろん脱退したからには資金も名声も手下も失っている。
残ったのは面倒くさい悪名のみ。致命的な状況に陥っているがそもそもアクシス創立前とやっていることは同じだ。そう思うと懐かしい。
アクシス創立前俺は浮浪者で各地を練り歩いていた。たしかその時にバザルトを助けて、その時に忠誠を誓われて。そのあとバザルトの助言でアクシスを創立。現アクシスをスカウト。
当時の俺と同じ境遇だった浮浪者や国家に恨みを持つものをスカウトし続け大組織に。
そんななか重臣だったやつが謀反を起こして分裂。ザクシスとアクシスに分かれて長い間紛争。
そう考えるとなつかしく全部いい思い出だったかも知れない。
俺的にはバザルトが言ったからやることないしつくった組織だが国家という大きな壁をみんなで協力して倒すということを目指すのは一つの大きな目標ができた気がして、やることが現れた気がして。
ちょっと嬉しかったのかも知れない。とはいえ俺に忠誠を誓い、組織の創立を助言してくれて、
多くの仲間をスカウトし、組織を成長させたのは間違いなく首領である俺ではなく彼らだ。
もはや俺がいなくてもよくね?そう思ったときだった。
「????????????」
『こんにちは。』
青色の衣に、、、、隣には小さな少女?
『どうも、マルカ神殿の神官です。こちらは魔法使い見習い、一時期天才として名を馳せた見習いですよ。今は我々も居場所を失い、この洞窟にこもっていたところです。』
「..........................あなたたち主は?」
『主?どういうことですか?』
「お前はパーティを組んでないのか」
「アルトがいたのに」
『....アルトさまをご存知ですか?』
「じゃあ、なんかしよっか」
『そうですね』




