〜第一話 最高列車奇襲事件〜
アクシスの首領である俺はガルバスの首領を倒し組織内での分裂を起こすことで劣勢になっていたアクシスを上に立たせようとする最高列車奇襲事件を計画しており今列車に乗っている。
『にしても本当に、あの大爆発跡のクレーターにはエネルギーがある。それを使えば奴らを一網打尽にできるのは確かだ。』
そう言いながらおれは列車に乗っている。結界も貼られているし列車を吹き飛ばされることもない。
「そこまでだ。」
鈍い音がしたと思うとたかもろんが立っていた。
『何をしにきた。わざわざ列車にまで乗ってきて。』
「お前の野望を止めるだけだ。世界は動き始めている。お前らのような勢力はもう過去の遺物だ。」
「黒き短剣。ダークダガー」
黒い短剣を召喚し相手の胸めがけて発射する。
『俺、舐められ過ぎじゃないか?』
【ガキン!】
「これを弾くとはな。まぁ所詮これごときで死ぬわけはないと思っていたが」
『帰れ』
『ガルバス・ブレイド』
【グガシャッ】
「なっ、こ、ここまでだと、」
『過去の遺物はお前だ。もうここにいる必要はない。』
こうして俺の最高列車奇襲事件は失敗に終わった。
カーム山に戻ると派閥抗争が起きていた。ココ最近奇襲事件に失敗し、ギルドマスターの言いなりになっているたかもろんはすでに退位したほうがいいのでは。最近の情勢に対応しきれていない。
バザルト様が新たに首領の座につき即位すべきではというバザルト派と
バザルトは軍事力では右へ出るものはいないが総合的に見てみろ、たかもろん様が首領で有り続けるのが最善策だ。アクシスを結成し、行き場のなく国家に恨みを持っていた俺等を引き取り、導いてくれた初代首領でありながら最高の首領としたたかもろん様をなぜ退位させる必要があるのか。
たかもろん様の退位はアクシスの破滅だ。とするたかもろん派の二派に分かれ
組織は2つに分裂してしまった。ガルバスを分裂させようとしていたのにこちらが分裂すれば元も子もない。たかもろんはしばらくバザルト派と戦ったが劣勢になり戦況が危うくなってくると
自ら首領の座から退位し、アクシスを脱退した。
これにより精神的ダメージを受けたたかもろん派はバザルト派に敗れバザルトが2代首領となった。
その重臣としてアクシスが就いた。アクシスはたかもろんから組織の名を与えられ常にたかもろんの右腕として活躍し続けた。軸という意味のアクシスを名前とする彼は派閥抗争時、たかもろん派についた。
そのせいで首領継承度が1位だったアクシスはバザルトに抜かれ2代首領につけなかった。
そのため3代首領候補としてバザルトの重臣についたのだ。
前たかもろん首領の跡形を消すべくシステムを大幅移行した。これは商業ギルドマスターや神殿長からの契約を切られたからだ。たかもろんが退位したということで関係が切れると契約も切られた。
浮浪の身となりすべてを失った我は何をすべきか、久しぶりの1人時間となった




