父子の関係
今日は朝、父にお菓子を進めてあげた。
トッポと純米せんべえがあったので、食べるか訊いてみる。「いまはいいかな」と返答。その代わり「ごめんコーヒーくれる」と言われたので、インスタントでブラックをつくる。
父はベットから自力で動けないので、本来ならこういうことは日常からしなければいけないのかも。何かしたくても、薬缶だって沸かせないのだから。
父親と息子というのは、些細な苛々も気紛れで浮かぶ優しさも含め、感情的なやり取りはすべて母を通して行われるので、直接的な対話は照れくさいというかなんというか。なので、すべて母にお願いしてしまっている。
個人的には、父子はお互い少しピリピリしてるくらいがちょうどいいらしい。優しくするのもされるのも嬉しいのに、どこか怖いのだ。
いつか崩壊するだろうと思いながらも、何だかんだ1年過ぎてしまった。
半身不随がどういうものなのか、目で見ているだけではわからない。ただ、パスタを箸で1本ずつ口に入れたり、みじん切りにしたにんにくで咽たりしているのを見ると、もっと父の立場になって考えるべきなのかもしれない、と少し思った。
気紛れでそう思ったりもするけど、長続きはしないだろうなぁ。
麺類は基本、食べるのが難しい。寝たままでは食べれないらしく、テーブルをずらして車椅子にうつって、それからやっと麺を1本ずつ口に入れている。食べるまでにセッティングしなければいけないので、もちろん父も疲れるのだろうが、自分も少しめんどくさいと思ってしまう……。
いつか冷やし中華を食べたいとリクエストがあったときも、セッティングがちょっと面倒なのでいやだなぁ……と思ってしまった。
最近は、麻婆豆腐とか出来合いのものばかりになっている。




