表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
10/11

父子の関係

 今日は朝、父にお菓子を進めてあげた。

 トッポと純米せんべえがあったので、食べるか訊いてみる。「いまはいいかな」と返答。その代わり「ごめんコーヒーくれる」と言われたので、インスタントでブラックをつくる。

 父はベットから自力で動けないので、本来ならこういうことは日常からしなければいけないのかも。何かしたくても、薬缶だって沸かせないのだから。

 父親と息子というのは、些細な苛々も気紛れで浮かぶ優しさも含め、感情的なやり取りはすべて母を通して行われるので、直接的な対話は照れくさいというかなんというか。なので、すべて母にお願いしてしまっている。

 個人的には、父子はお互い少しピリピリしてるくらいがちょうどいいらしい。優しくするのもされるのも嬉しいのに、どこか怖いのだ。

 いつか崩壊するだろうと思いながらも、何だかんだ1年過ぎてしまった。

 半身不随がどういうものなのか、目で見ているだけではわからない。ただ、パスタを箸で1本ずつ口に入れたり、みじん切りにしたにんにくで咽たりしているのを見ると、もっと父の立場になって考えるべきなのかもしれない、と少し思った。

 気紛れでそう思ったりもするけど、長続きはしないだろうなぁ。

 麺類は基本、食べるのが難しい。寝たままでは食べれないらしく、テーブルをずらして車椅子にうつって、それからやっと麺を1本ずつ口に入れている。食べるまでにセッティングしなければいけないので、もちろん父も疲れるのだろうが、自分も少しめんどくさいと思ってしまう……。

 いつか冷やし中華を食べたいとリクエストがあったときも、セッティングがちょっと面倒なのでいやだなぁ……と思ってしまった。

 最近は、麻婆豆腐とか出来合いのものばかりになっている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ