終話 喰らう・黒王
ハクラギは、俺を見て、ライリダスが消えた辺りを見て、死んだ目四天王がいた辺りを見て。
それからもう一度、俺を見た。
どの辺から見られてたんだろう。
それを聞きたいのに、話すことができないのがもどかしい。
ていうか、失音の術って千年の罰じゃないの?
千年経ってるはずなんだけど、何で俺はまだ喋れないわけ?
「……クロウ」
はいっ!考え事はやめて、ハクラギの声に集中!
「あの術は……お前が声を奪われたことと関係があるのか?」
そっから見てたか。割とガッツリだな。しかもライリダスを禁術で消したと思われている。
禁術は、一国を滅ぼす力があるなんて言われてる危険なものだ。だから、どこの国や種族でも使用を禁止していて、行使すると重い罰が下されることが多い。禁術ってくらいだし。
ただ、俺のあの魔法は本当に違うから、素直に首を横に振った。あれは使用者が限られるってだけで、禁止されてるわけじゃない。
「では、あの四体の魔族は……」
そっちはママ上から受け継いだ『眷属化』の力だ。これも別に禁呪じゃないから首を横に振ったら、ハクラギは、大きく息をついてから「すまない」と告げた。
「少し驚いてしまった。本来は、お前の無事を先に確認するべきなのに」
そう言って、こちらに歩いてこようとする。
ハクラギが俺の無事を確認しに来てくれる!無事どころか無傷なのに!優しいっ!
と、そこまで考えて。
ふと俺は自分がアホな衣装を着ていることを思い出した。
ど、どうする!?こんなノーパン透けTKB服でハクラギの前に立ちたくないんだが!?デザイナー誰だよ!そいつもライリダスと一緒に冥界送りにしてやればよかった!
胸元だけ隠すのも変だし、しゃがんだらスリットのせいで横から色々見えそうだし、最悪すぎる!
パニックになった頭で、とりあえず最低限のものが見えないようにハクラギに背を向けた。
「クロウ……?」
あ、怪しまれてる!違うんです!この服が!この服が!
「……その、…すごい服だな」
ですよねー!
後ろに立って至近距離から見られてるのが、めちゃくちゃわかる!ていうか、うなじを見られまくってる!気配に聡い自分が憎い!…って、わぁっ!
ハクラギの唇が、俺のうなじに触れた。
ライリダスと同じように。
その舌が、ゆっくりと肌を滑って。
ま、ま、ま、待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て!!!!
ライリダスと間接キスになってるから!
ばっちいから、やめなさい!
俺のハクラギと間接キスをするとか、おのれライリダス許さん!!
眷属D!バフ解除!!なるはや!!
ハクラギの腕が俺を包み込む。その手がスリットの隙間に……。
け、眷属Dーー!!!
規制がかかるーー!!!
「ッ!!——…わ、私はいったい何を…!」
……よ、よかった。
眷属Dの媚薬バフの効果が切れたみたいだ……。
飛び上がって俺から離れたハクラギが、「すまない!」と謝罪してくれる。
ハクラギの強さを考えると眷属Dの術で媚薬香の効果を上げたところで、いつもなら影響なんてほとんどないはず。ただ今回彼は目も赤くなっていたし、それなりに強い相手と戦った後で興奮していた。加えて今まで闘技場で戦っていたなら、香を吸う時間も長かったはず。そこに俺のような類稀なる美しい生き物が現れたら、うっかりギラついてしまっても仕方ない。
もしここで俺が「据え膳だー!」とコトを進めてたら、きっとハクラギは傷付いただろうから。
……ハクラギが俺を『そんな目』で見ていないのは、昨日一緒に寝たからわかってる。
むしろ俺は、強化した媚薬香のせいでハクラギに『面倒見てる子に欲情するような罪悪感』を抱かせてしまったことを、反省するべきだろう。
そう思いハクラギの方へ振り返ると、彼は黒いシャツを脱いでその素晴らしい肉体を晒しているところだった。
ご褒美ッ!?
い、いや、落ち着け。何してんの!
再び俺の前に来たハクラギが、手にしたシャツを俺にかける。
「き、着るといい」
優しいッ!
でもハクラギが上半身裸になったら、半裸の男がいる、という事実が俺からハクラギにスライドしただけで一緒なんじゃないだろうか。
とは言えノーパン透けTKBのままでは嫌すぎるので、ありがたく着させてもらう。
憧れの彼シャツ…!ハクラギの匂いがする…。全力で吸っておこう……。
「ライリダス死亡の詳細をどう説明するか……。クロウ、あの術は誰かに話してもお前に迷惑がかかったりはしないのか?」
ハクラギは何でこんなにいい人なんだろう。ちょっと心配になる。無害そうに見えて実は極悪な魔族とかに、目をつけられないといいけど。それ、俺か。
俺のことを想った優しい問いかけに首を横に振り、とりあえず住処に戻ろう、と身振り手振りで伝えてみた。例のスリに着替えを用意させているから、住処に戻ったらすぐにこのアホ衣装を脱げる。スリ、今回のMVPすぎない?
「そうだな。一度あの小屋に戻ろう」
バフはなくなったけど、一般魔族たちに一度点いた火はそう簡単には収まることはない。きっとまだ闘技場では、殺し合いが続いている。だけど俺はそれを気にしないし、ハクラギも気にしていない。
そういう面は、お互いにどうしようもなく魔族なんだと思った。
住処に戻り、普通の服に着替え終わる頃には、俺が予想していた展開が始まっていた。
ぐるりとスタフネルを取り囲む、オブシディオン魔皇国軍。まるで、すでに王がいないと知っているかのように。
術によって隅々まで行き渡るようにされた声が、空から降り注ぐ。住民たちはライリダスの死に動揺し、従属の要求に顔色を青く染める。声を聞く限り、ママ上が直接指揮を執っておられるようだ。まぁ、ハクラギがいないしな。
この国は獅子の獣人ライリダスによるワンマン国家だった。まともに判断できる者も、ライリダスのために弔い合戦をしかけようなんていう気概がある魔族も存在しない。
だがそれは、珍しくもないことだった。
ママ上も、側近と呼べる魔族は置いていない。あえて言うなら、眷属くらいだ。
彼女の傍にいていいのは、冥界にいるパパ上だけなんだろう。意外に乙女。
万が一ママ上が討たれるなんてことがあったら、俺は弔い合戦をするんだろうな、とは思う。
ともあれ。
頭を失ったスタフネルは、あっという間に瓦解し。
オブシディオン魔皇国の要求を受け入れ、無血開城となった。
無事、任務達成である。
スリよ、達者で暮らせ。
オブシディオン魔皇国の玉座の間は、数万人を収容できる規模のものだ。
デカすぎる。それはもう間じゃなくない?と思うんだけど、目と耳がいい魔族だから、成立している。拡声術もあるし。
俺はズラリと並ぶ魔族たちの列の先頭で、死んだ目をしていた。後ろから突き刺さってくる視線が痛い。八台ベッドがある部屋に帰りたい。でも隣にハクラギがいてくれるから、頑張る。
今日の俺はいつもの兵服ではなく、黒の騎士服に黒のマントを身につけていた。功労者への褒賞が与えられる式典なので、正装が義務付けられているからだ。自分で言うのも何だけど、ありえないくらいかっこいい。さすが、俺。
服は朝起きたら、枕元にポンと置かれていた、ママ上の眷属の隠密だろう。俺でも気付けないとか、相変わらず怖すぎる。
ちなみに玉座の間に行く前にハクラギに見せに行ったら「似合っているぞ」と髪を撫でられた。ハクラギの中の俺のポジションが、どんどん幼児化してる気がする。でも好きっ。
キラキラした顔の良い兵士たちが、手にした長槍を高い天井に向かって捧げ持つ。
壇上横の大きな扉が開き、ママ上が入室してくる。
歩くたびに雪の結晶が舞う、青く美しい長い髪。肌は降り積もる雪よりも白く、唇は髪と同じ青。
瞳には白目部分がなく、吸い込まれそうな暗い藍色をしている。
びっくりするほど俺と似てない。血のつながりも、ちゃんとあるのに。
ちなみに今日の服は、『V』になっている、黒い紐だった。
意味わからないよね。俺も意味がわからない。その服、着る意味ある?胸の先と股間の先がギリ隠れてるだけなんだけど。先日のアホ衣装を恥ずかしがってた自分が、繊細すぎる気さえしてくる。
ママ上は爆乳を揺らしながら際どい衣装で玉座に腰を下ろすと、「面を上げよ」と声を発した。
魔族たちの視線が、一斉にママ上に向けられる。
人界だと、王は直に言葉を発しないとか、顔を上げろと言われても最初は上げないとか色々あるらしいけど、直情的なタイプが多い魔族はそんなまどろっこしいことはしないので、皆普通にママ上を見ている。爆乳に紐服というスタイルを見ても、不埒なことを考えている奴はいない。怖すぎるんだもん、気配が。
「……スタフネルの地が、我が手に落ちた。今後は安定して水が得られるであろう」
最初に口にするのは、国民に向けた水の話。だから彼女は、どれだけ残酷でもオブシディオンの者からは慕われている。
「此度の件に関して、二名、功労する。……ハクラギ・リンフォード。前に出よ」
「はっ」
俺の隣で膝をついていたハクラギが立ち上がり、ママ上の前へと向かう。白銀の鎧と深赤のマントがかっこいい。黒髪のハクラギも良かったけど、やっぱり白銀の髪が一番だ。ガン見しとこう。今日寝るときに反芻して楽しみたい。
ハクラギは堂々とした歩みでママ上の前に立つと、品のある動きで再び片膝をつき頭を下げた。俺の推しが王子すぎる。実際に魔帝ノクルドの息子なんだから、王子だ。地下牢に閉じ込められてたけど。
「スタフネル攻略の折の働き、見事であった。よって、そなたを最高指揮官に据えたまま、……我が息子の補佐を命じる。共に人界を征服せよ」
どよめきとも、ざわめきとも取れる大きなゆらめきが玉座の間を震わせた。
ハクラギは大きく目を見開き、それでもその声は動揺を感じさせることなく。
「ありがたき幸せに、存じます」
と深くこうべを垂れた。
俺は。
完全に埴輪みたいな顔を、していた。
表面には出てないけど。
ハクラギがなんか色々武器とかお金とかいっぱい貰ってるのに、そっちは全然頭に入ってこない。途中『路銀』とか聞こえてきた。路銀?
動揺してるのは、俺だけじゃなくて玉座の間にいる魔族全てのようだった。
えっ?
ハクラギがママ上の息子の補佐?それ俺のこと?やったー!
そこはいいよ、全然いい。ママ上最高。
けどさ。
……人界征服って、……なに?
長い目録を受け取ったハクラギが、もう一度頭を下げて俺の隣に戻ってくる。
ママ上が俺を見た。
「……クロウ・クロー。前へ出よ」
魔族たちの敵意が俺に向けられる。ママ上から直接罰を受けている俺が、また何かするんじゃないかと思っているのかもしれない。
しないって。むしろされてるのは俺なんだよ!?
なんてそんなことは物理的にも言えないから、さっきのハクラギと同じようにママ上の前で片膝をついた。
「スタフネルが王、ライリダスの……、……」
そこまで言って、ママ上が口を閉ざした。
魔族たちの動揺が大きくなっていく。
ひょっとしたら俺を庇おうとしてくれたのか。ハクラギが立ちあがろうとする気配を背中に感じたところで、ママ上が呆れたようにため息をついた。
「なんじゃ、まだ喋る気がないのか?もう千年は経ったであろう?拗ねておるのか?」
その言葉は、玉座の間にいた魔族全ての頭の上に「?」を出すには、充分なインパクトを持っていた。
だけどもちろんママ上はそんな魔族の反応なんて知ったこっちゃないタイプの人なので、千年前に俺と話していた時のノリのままで言葉を続ける。
「ん?んん?待て、立ってみよ」
立たされてジロジロ見られる。俺の位置からだと、ママ上の胸の先とかも全部見えてる。やっぱ意味ないよ、その服。
「……声を失くした後、冥府の術を何度使った?」
二回。
指を二本出すと、ママ上は俺の頭をペシっと叩いた。痛い。
「阿呆め。冥府の力は罪と罰の象徴ぞ。わらわがそなたにかけた失音の術も、波状効果で増幅される。一度ならまだしも、二度も使えば……、ざっと後千年、効果が続くであろうな」
———…え”っ!?
「まぁ待て。そんな顔をするな」
わぁ、俺の死んだ表情筋からも感情読めるんだ。ママ上大好き。
「我が愛する夫、冥王レイヴンの術の効果であるなら、わらわでも完全には解けぬが……。少しばかりなら、こうして……」
小さな魔法陣が浮かび上がり、俺の喉へと吸い込まれていく。
ずっと、長く圧迫されていた感覚が消える。
息を吸うのが、めっっちゃ楽!!
感動している俺にママ上は、「まぁ、ひとときの間なら話せる。千年ぶりにそなたの声を聞かせよ」と告げた。
俺の死んだ目に、輝きが宿る。
ママ上!
俺、ずっと伝えたかったことがあるんだ!
「そもそも母上をママ上って呼んだだけで、お腹に穴開けて失音の術かけて聖界に千年放り込むとか、ひどくない?」
「おのれ!まだそのふざけた呼び方をするか!」
頭上にデッカい氷が落ちてきたので、炎で相殺する。
落ち着いてよ、ママ上。俺にだって事情があるんだから。
「……だって、パパ上からの頼みだし」
「なんじゃと……?」
俺は千年以上大事に持っていた手紙を収納術の中にある棚から取り出して、ママ上に渡した。
「俺に手紙で冥府の術を教えてくれた時に、『これ結構内緒の術だから、教えたお礼にこれからパパのことは父上じゃなくてパパ上って呼んでね♡エルヴァイラのことはママ上って呼んでくれると嬉しいな♡』て書いてたから」
手紙であんな物騒な術の使い方を教えるなよ、という気持ちはあるけど。パパ上は冥界からお出かけできないから、これも仕方ないのである。
「……確かに、ダーリンの字じゃ」
ダーリンって呼んでるんだ。ならママ上呼びは、むしろマナーとして正しいのでは。
「良いだろう。今後、わらわをママ上と呼ぶことを許す」
俺の千年の罰が手紙一枚で解決した。いや、増幅されて二千年の罰になってるんだっけ。しかも、ママ上にも解けない感じで。
「さて、そなたが話せるうちに聞いておくか。聖界にて手に入れたという眷属を見せてみよ。おそらく、同じように話せるようになっておるはずじゃ」
おぉ、死んだ目四天王の声。話してくれるかはわからないけど、久しぶりに聞きたくはある。
魔法陣を四つ描くと、いつもの死んだ目のメンバーが出てきた。犬は頭だけだ。デカいから。
〈黒騎士、デーヴァレイン。我が皇子の命により馳せ参じました〉
〈闇獣、フェンリル。参リマシタ〉
〈死人形、エクスマキナ。まかりこしました〉
〈絶歌姫、ガリョウビンガである〉
しゃ、喋ったー!
目はどんよりしたままだけど!
これ、俺の表情筋が復活したら死んだ目四天王の表情も戻ったりするのかな。よし!今晩は、お風呂で顔のマッサージしよっ!
「ほうほう!聖界の四守聖霊を堕としてきたか!よいぞ。さすが我が息子じゃ。聖王も冥界で死を望むほどの苦痛を受けながら、悔しがっておるじゃろう。ざまぁじゃ、あのゴミめ」
何だ、その話。前半も後半も知らん。
四守聖霊って何?俺に優しくしてくれた人たちを、連れてきただけなんだけど。ていうか、後半も何?聖王はどんな状態なんだ。そこってライリダスもいたりする?
……まぁいいや。深く考えるのは、やめておこう。どうせ聖王にもライリダスにも、もう会うことないし。
「それらを持って、人界へ征くがよい。滅ぼすまで、魔界へは戻らんで良いぞ」
それよりも、俺にとって重要なのはこっちだ。
「……ハクラギを、俺にくれるの?」
「貸すだけじゃ。欲しければ、自分で手に入れよ。……のう、『喰らう・黒王』よ」
「——承知した」
頷いて、俺は豆鉄砲を千発いっぺんに食らった鳩みたいな顔をしているハクラギへと振り返った。
「ハクラギ・リンフォード。俺と共に来い。人界を征服する」
返事を待たずに、今度はママ上の方を向いて胸に右手を添える。
「我が母、エルヴァイラ。謹んで拝命した。二つ目の世界も、あなたに捧げよう」
「……そなた、そっちの方が良いのに。何故千年前から急に変な喋り方になったのじゃ……」
ママ上がちょっと悲しそうな顔で眉尻を下げる。俺はさっきとは違う手紙を取り出した。
「パパ上が、『クロウの喋り方は硬すぎる!もっとノリノリで舌の摩擦ゼロにしていこーよ!』て言うから」
「……そなたを、あの喧しいお喋りクソ野郎にしたのは、ダーリンか……」
そのため息に答えようとして。
俺は自分の喉がいつもの圧迫感の中にあることに気がついた。
タイムリミットだ。指を振って死んだ目四天王を撤収させると、何事もなかった顔をしてハクラギの隣へと戻る。
めっっっちゃ見てる。
うん、後でね。
玉座から立ち上がったママ上が、ビリビリとした覇気を纏いながら、動揺が収まる気配のない魔族たちへと宣言を下した。
「我が子クロウ・クローが人界を落とすまでに、オブシディオン魔皇国軍は魔界全土を手に入れる!汝ら!好きなだけ欲し、喰らえ!四界は全て、我らのものぞ!」
ママ上の言葉に。
一拍おいて、凄まじい熱狂が玉座の間に湧き起こった。
「皇子万歳!皇子万歳!」と叫んでいる魔族がいる。お前この間、スープに肉入れてくれなかった奴だろ。別にいいけど。
しかしさすがママ上。えげつないカリスマだと拍手していると、隣から「年上…?皇子…?」とつぶやく声が聞こえてきた。
察するに、今頃状況が飲み込めたらしい。
俺は脳内でニコニコが止まらなかった。
人界征服。ハクラギと一緒に!
これは征服をする旅の中で、ハクラギの気持ちを『年下の面倒を見るお兄ちゃん』から『超美形の年上に迫られてクラクラな年下』に変えるチャンスだ!
必ず手に入れてみせるぞ、ハクラギ・リンフォード!
まずは超絶美形の俺の麗しい笑顔を見せることからだ!
表情筋、死んでましたね!
マッサージ頑張ろーー!!
読んでいただきありがとうございました。
第二章『神都崩壊編』へと続きます。書き終わったらまた投稿していきます。
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