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出張ネイリスト異世界でもネイルをする  作者: ありえ


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62 魔道具の誕生

 魔石肥料野菜の食べ比べをしつつ、そういえば聞こうと思っていた事があったと思い出し聞いてみる。

「そういえば、向こうの王妃様がトイレットペーパーを気に入られて沢山欲しいとの事で、次回行く時に持っていくんですけど、今後も定期的に大量に買うので卸売している所を探しているんですけど心当たりありますか?」

「それなら知人が製紙会社で働いているから聞いてみるね」

「助かります! トラック1台分? もしかしたら2台分? ぐらいを買いたかったので、ネット通販やドラッグストア等の店舗で買うのが難しくて…。日用品の卸売があるかも分からない状態だったので聞いてみて良かったです!」

「全然聞いてもらって構わないわよ。確かにその量を買うってなると困るわよね〜。もし他にも日本の物でまとめ買いがありそうだったら声かけて頂戴ね」

「ありがとうございます。頼りにさせて頂きます!」

 紹介して貰えるかなどはまだ分からないが聞けて良かったと一安心。

 来週持って行く分は間に合わなそうなのでどこかで買わないといけないかもしれないが、今後に期待だ。

 その後もパクパクモグモグ食べながら雑談をしお開きとなった。


 取引も終わり、材料の仕入れを行なったり、こっちの世界での出張ネイリストの仕事をしているとあっという間に異世界出張の日がやって来た。

 2月3日だ。

 今月も頑張るぞと気合を入れる。

 王女様の誕生パーティーも14日にありソワソワする2月前半となる。

 …ダイエットはあまり進んでいない…。

 だって…異世界食材が美味しすぎて、酒が進んでしまう…。

 それに…仕事がデスクワークだし運動量少ないし…。

 言い訳を並べるとキリがないくらいだ。

 はあー。

 そろそろ本気で頑張らないとだ…。

 ダイエットの事を思い出しテンションが下がったところで、うっとおしい程テンションの高いきりこがやって来た。

 2人で忘れ物が無いかの確認を済ませ準備万端だ。

 そうそう、トイレットペーパーは紹介していただいた方が居るが今週はやはり間に合わず、ドラッグストアやホームセンターやスーパーをはしごする事になった。

 来週からは定期的なまとめ買いをお願いする事になり、これまた政子さん紹介の貸し倉庫を借りる事になった。

 その貸し倉庫に毎週トイレットペーパーを納品してくれて、私が引き出すという形だ。

 支払いは月末締めの翌月10日引き落としになったので2月分はまとめて3月10日に引き落としされる事になった。

 また倉庫いっぱいに入れておいてくれるが、必ず全て買い取りでなくても良いらしく半分だけ等でもオッケーとの事だ。

 それで買った分が支払いになる。

 ただ補充の関係で倉庫の中の状況はメールで送ってほしいとの事だったので了承している。

 また価格に関しては購入量が多ければ多い程割引額が増える契約になった。

 ちなみにこの貸し倉庫は政子さんの親戚がやっている所で監視カメラを無しにしてもらっている。

 なのでマジックバッグだけ持っていき倉庫内で詰めて手ぶらで出てきても問題ない様になっている。

 それとVIPルーム用の椅子やネイルテーブルも納品が間に合わなかったので今回はその部分は進められないが明後日に届くので、来週の異世界出張には間に合うのでそこでVIPルームの準備をするつもり。


 時間丁度になり、異世界出張だ。

「本日もよろしくお願い致しますね。それで今日のスケジュールですが…」

 挨拶をしてすぐ今日のスケジュールが伝えられた。

 午前中はネイルの試験を行い、午後はネイルサロンの準備。

 また今回の午前中の試験合格者と今までの合格者がすぐにネイルサロンで働けるように研修を行う事になった。

 この研修ではお客さんが来て席に着く、そして施術、最後に会計までの全ての流れを教えて欲しいという事だ。

 この研修については前回帰る時に伝えられ、出張ネイリストをする前はサロン勤務だったことから研修を承り、この1週間どんな感じだったかを思い出していた。

 そして簡単なシミュレーションをしてから来たのでそれを教えていく。

 これが今日のスケジュールだが、ネイル試験の前に話があるということで先にそれを聞く。

「ちょっとこちらへ」

 と言われ部屋の隅に呼ばれ話を聞くと、遂にアレがおそらく完成したという事だ。

 そう、コンセントだ。

 もちろん普通のコンセントではない。

 見せてもらうと差し込み口が中央に4つある長方形の箱だった。

 黄色の魔石を入れて使うらしく、渡していたUVライトと充電コードで使える様にする研究が行われていたが、それが遂に完成したという事だ。

 ただ、他のコンセントが必要な物で使えるかは分からないので”おそらく”完成という事らしい。

 ネイルではそのUVライトもしくはLEDライトしか使わない為調べることが出来ない。

 きりこならドライヤー等持っているかもしれないので呼んでみる。

 聞いてみると持ってきているようで試す事になった。

 ヘアアイロンとコテとドライヤーを持ってきていたらしく全て試してみたら使えた。

 ただドライヤーだと魔石の消耗が早いようだ。

 これはワット数の問題なのかな?

 この世界でコンセントが使えることにきりこと一緒に大感動でイエーイとハイタッチ。

 今日はジェルネイルをしないのできりこがこのコンセントを使ってヘアセットまでする事になり、今後はコレを複数台作り、ネイルもヘアも使える様にしてくれるという事だ。

 なので今後はポリッシュもジェルも並行していくことになる。

 日本の研究所にも見せたいと思い聞いてみたら、今日コレを持ち帰って良いとの事だった。

 もう図面も出来ているらしく手元に無くても平気な様だ。

 新しい魔道具(?)の誕生にドキドキワクワクしてしまったよ。


 さて、話も終わりこれからネイルの試験だ。

お読み頂きありがとうございます!

放置していたXを再開しました〜。

よろしければフォローお願い致しますm(__)m

https://x.com/arie1234538

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