59 ネイルサロン計画②
ネイルテーブルや椅子をひとまず並べていく。
テーブルの間隔はどうするかの細かい所は後回し。
買ってきた6セットは全て並べることは出来た。
ただテーブルの間隔が狭く少し窮屈な様な気がする。
いや、でも、こんな感じか?
とりあえず6セットあるので並べ、実際やってみて窮屈だったら1つ減らそう。
このネイルテーブルは右側に3段の収納があり、この収納スペースの下にはキャスターがついているので、材料を入れればそのままワゴンとして使える様になっている。
まずはポリッシュのみのネイルサロンになるのでその材料を仕舞っておく。
が、買い忘れた物がある…。
キッチンペーパーやコットンを入れる容器が必要だった。
これは次回買ってこないとだ。忘れないようにメモをとる。
あー。
ネイルサロンならカラーチャートも作らなきゃだ。
色を塗っておいてお客さまが爪に合わせながら色を選ぶもので絶対にあった方が良い物だ。
これは絶対に必要だった。これもメモしておこう。
大きなテーブルや椅子はVIPルーム以外は準備万端だが、細かい物はちょこちょこアレ忘れたコレ忘れたが出てきてしまったが、とりあえず配置などは完了した。
イザベルさんにも自分が今後働く場所になる為、気になる所があれば教えて貰うよう言ったが特には無かった。
働き始めて何かあれば都度伝えて貰う事に。
他にもスタッフルームに必要な物でこちらが用意した方が良い物はこちらで準備する事になったが、あまり必要な物は少ない。
強いていえば消毒液やそれを入れる容器、フットバスを洗うブラシぐらいかな。
またシンクの様に物が洗えてそれを干しておくスペースなどはジェイソンさんに要望を出し、やっといて貰う。
後お客様の施術内容などを書いておく為のカルテはこちらで用意する事になった。
一応自分が使っている物の現物を見せた所、統一した書き方が出来、後から誰が見ても分かるのでそれが便利という事だった。
後はスタッフルームに置く材料のストック棚やサロンに置くすぐ使う材料を置く棚などもジェイソンさんに依頼して今日のサロン計画は終わった。
いつもの講習場所へ戻り、皆の練習を見つつ最後に意見交換会をする。
どういう失敗があった時にどう対応するかを挙げてもらい皆で共有してもらうのが目的だ。
お昼の試験で途中で失敗して諦めてしまったオリビアさんも意見を言ってくれた。
「さっきの試験でモデルさんの指にポリッシュを垂らして仕舞って、慌てて頭が真っ白になってしまいました…。そこからどうしたらいいか分からなくなって手を止めてしまいましたが、今思うとポリッシュリムーバーで拭き取り、ベースからやり直せば良かったと思います。また、最後のトップコートの時だったとしても同じ様にポリッシュオフしてやり直しをすれば良いとも思いました。」
皆頷きながら話を聞き、”確かに失敗したら頭が真っ白になるよね”とか”その手があった。私もそうなったらそうしよう”などと意見を言ったり聞いたりしている。
「はい! 私は練習中にモデルさんの甘皮ケアをしている時にキューティクルニッパーで傷をつけてしまい出血させてしまうことがありました。私は簡単な治癒魔法が使えたので魔法で治す事が出来ましたが、そういった事に備え初級ポーションを置いておいた方が良いと思いました」
確かに何かあった時にポーション使うのは良さそうだ。
怪我をさせてしまうミスはしない方が良いし、しない様に練習する事が大事ではあるがポーションで簡単に治せるしここのネイルサロンにも置いておいた方が良さそうだ。
今回いくつかの意見を共有したが、今後も何かあったら意見交換をした方が良さそうだ。
講習時間が終わり、きりこを待って帰宅となるが時間があるのでジェイソンさんと雑談。
政子さんが言ってた魔石の事をいくつか聞いてみると、この世界でも緑色の魔石は肥料代わりに使われているという事が分かった。
ちなみにこの王宮にも畑があるらしくそこで作物を育てているらしい。
王宮では料理人見習いと庭師見習いがその仕事もするらしい。
また収穫が終わったトマトやキュウリは切ったところに薄めたポーションをかけると翌日には実がなるそうだが、繰り返すと段々と味が落ちていくらしく収穫は3回までと決められているそうだ。
他の色の魔石は魔道具に使うが、魔石からのエネルギーを取るためには水晶が必要らしく魔道具には必ず使われているそうだ。
その話を聞いたので今回の報酬の一部を水晶に交換してもらった。
最後に来週のスケジュールを伝えられ、帰る準備のできたきりこと一緒に帰宅。
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