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テスト勉強 ※百合を含みます。

「も〜!わっかんない!!」

「美奈〜、あんた赤点だったんだから真面目に勉強しないと〜」

「だから咲希に勉強教えてもらおうとしてるんじゃ〜ん!」

「もぉ〜…とりあえず社会の勉強するよ〜?」


私と美奈は小学校からの幼馴染。明るく社交性があって運動が得意だけど、勉強と頭を使うことが苦手な美奈と、頭を使うことや勉強は得意だけど運動は苦手で物静かな私。正反対だけどお互いの足りない部分を補えるいい関係性だと勝手に思ってる。今日は美奈が社会の小テストで赤点を取ってしまい、明日再テストがあって、それに受からなかったら部活に参加禁止になってしまうため、勉強が得意な私に泣きついてきたので二人で勉強会をすることになった。

美奈は私がマネージャーをしているダンス部のエースだから参加禁止になってしまったらこっちも困る…ただ、美奈の頭はびっくりするほどおバカなので結構手こずっている…(苦笑)地頭はいいはずなのに…


「…ふぅ…よし。じゃ〜美奈?テストするよ?」

「かかってこい…!!」

「じゃあ〜第1問。中国の正式名称を答えなさい。」

「そんなの簡単だよ〜!」

「でも美奈は今日のテストで間違えてるんだよ?ほら、紙に答え書いて。漢字でだよ?」

「はぁ〜い…」



「咲希〜できたよ〜」


…いや、できてるじゃん…え?なんでテストだと間違ってるの…?…あ、この子漢字間違えてるんだ…


「正解。中華人民共和国だね。美奈はテストで中華の華の字を間違えたんだね…笑」


美奈は…中華の華を…花にしていた…


「そー!そこさえ間違えなかったら正解だったのに!」

「も〜…再テストではそーゆーミスなくしてよ〜?」

「気をつけるね〜!」

「もぉ…」

「お待たせしました〜タピオカミルクティーとアイスコーヒーで〜す」

「あ、ありがとうございます。ほら美奈、飲み物来たよ」

「お!ありがと〜!!…咲希アイスコーヒー飲めるんだ!大人だね!」

「いや…別にそんなことないでしょ…って、そんなことより、続き始めるよ?」


……


「さて…次の問題ね?743年に聖武天皇が発布した法律は?」

「…わかんない…あ、あれだ!!あの漢字むずいやつ!」

「答えは?」

「…完全一生散財法!」

「墾田永年私財法ね?…どこをどうしたらそうなるのよ…」

「えへへ〜w」


今回墾田永年私財法は漢字で書けると点数が上がるのでこれだけは抑えといた方がいいかも…


「美奈。今からこの漢字覚えるまでやるよ。」

「んええ〜…やだよぉ〜…」

「部活出れなくなってもいいの?」

「…やだ…」

「ほら、私も覚えるの手伝うから。がんばろ?」

「…ん!頑張る!!」


ほんと、素直でかわいいな笑…さて、私もがんばろ。




そして、次の日。美奈のテストの日がきた。本人はできた!って言ってたけど…ここまで頑張ってきたんだ、合格しててほしい…


「咲希〜!!!」

「…!美奈!!テスト帰ってきた?!」

「うん!!」


ニッコニコだからいい点だったと思うけど…怖いよ…


「見て!!満点!!咲希のおかげだよぉ〜!」


…!うそ…


「え!?満点!?」

「そお!昨日咲希が教えてくれたおかげだよ〜!」

「よ…よかった…」


安心からか、私は腰が抜けてしまった


「さ、咲希!?大丈夫!?」

「ご、ごめん笑安心して腰抜けちゃった笑」

「も〜…ほら、背中のって?保健室行こ?」

「…ごめんね?ありがと」


この優しさに…惚れたんだよな…w

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