第8話:『マザーグース①』
匿名Yはスーパーで買い物をしていた
匿名Y「飴ちゃんにチョコ、これは初めて見るお菓子だな、、、少し記憶が抜けている部分があるんだな」
お菓子を買ってスーパーを出る
匿名Y「時間まだあるし、町に戻ってランチのお店探すか」
その瞬間、足から血が出てくる
匿名Y「何だこれは!!」
手に持っている荷物を地面に置き、周りを注意深く見る
「なるほど、お前が情報にあった新人か」
声の先には一人の男性が立っていた
匿名Y「誰だあんた、組織の人か?」
「あぁ、その通り、俺は六法全書のうちの一人エスカルだ」
匿名Y「六法全書?よく分からないが、攻撃したのはお前か」
エスカル「そうだ、見た感じ遺体は持って無さそうだな」
匿名Y「遺体!何故お前がそれを」
エスカル「理由なんてどうでも良い、遺体の場所はどこだ」
匿名Y「誰がわたすかよ」
エスカル「まぁいい、この町にまだ黒兎チームのやつは数人いるだろう、一人ぐらい居なくなったって支障はない」
エスカルが後ろの隙間にするりと入っていってしまう
匿名Y「なっ、今あの隙間に入ったのか、腕が入るか入らないかギリギリレベルの隙間だぞ、まさか能力者なのか」
匿名Yは足を触ると足の傷が治る
匿名Yの能力は触れた物などの時間を戻すことが出来る
どこからか声がエスカルの聞こえる
エスカル「やはり貴様も能力者か」
匿名Y「どこにいやがる、出てこい」
その瞬間近くにあった自販機と自販機の隙間から腕だけが出てくる
その手はナイフを持っていた
匿名Y「ッ!」
匿名Yが振り向くと同時にナイフが匿名Yの右腕に刺さる
腕はその瞬間隙間に戻って行く
エスカル「腹を刺すつもりだったが、とっさにガードしたか」
自販機の裏からエスカルが出てくる
匿名Y「また変な所から出て来た、どう言うことだ」
エスカル「俺の能力"マザーグース"は隙間と認識できる所に入ることが出来る、どれだけ狭くともな!」
匿名Yは少し大きめな石を持ってエスカルめがけて投げる
匿名Y「おらぁ!」
それをするりと避ける
エスカル「おいおい、俺がせっかく能力を説明してやったのに不意打ちとは酷くねぇか」
匿名Y「そうか、なら俺の能力も見せてやるよ」
エスカル「能力、、」
匿名Y「【ファーストバイト】」
その瞬間、エスカルの後頭部に強い衝撃が走る
エスカル「がはぁ"」
エスカルの後頭部には避けたはずの石が当たっていた
その石は匿名Yの近くの地面にところは戻ってくる
匿名Y「時間を戻したんだよ、この石は最初にここにあったからな」
エスカル「あ、あぁ、血が、血が止まらない」
匿名Yはエスカルに近づいて行く




