第31話:『弾性②』
その時、銃声が鳴り響いた
得素が銃を出してルールへと発砲したようだ
弾丸はルールの体へあたる
得素「やったか!」
黒兎「避けろ得素!」
ルールの体から、弾丸が跳ね返ってくる
その弾が得素に当たる寸前、黒兎が得素の前で出て銃弾を庇う
得素「黒兎ッ!」
黒兎の胸からは血が出ている
黒兎「致命、傷、ではない、、」
苦しそうな声で話し続ける
黒兎「それより、ここから逃げるんだ」
ルール「逃すわけなぇよなぁ」
その時、後ろから匿名Yが思いっきりルールをブン殴る
しかしルールは全くダメージを受けていないようだ。それどころか匿名Yの殴った部分から衝撃派が現れ、匿名Yを吹っ飛ばす
ルールはこちらを振り返り喋りかけてくる
ルール「残念、それも効かないんだなぁ、この俺には」
匿名Y「おいおい、殴りも跳ね返されるのか」
ルールは余裕の笑みで匿名Yの方へと近づいてゆく
匿名Yは脳汁を絞りに絞り、打開策を絞り出そうとする
匿名Y (何か、何か方法はないのか、今俺にできることは)
ルールは匿名Yの前に立ち、胸ポケットから銃を取り出す
それを匿名Yに向け言う
ルール「さよならだぜぇ」
ルールが引き金を引こうとした時、ルールの脇腹から血が吹き出る
匿名Y「ッ!」
気づけば匿名Yは倒れ込んでいた
ルールはわけもわからずその場で脇腹を押さえる
その隙を見てマカロンは匿名Yを抱えて黒兎の方へと向かう
マカロン「今のうちだ!」
得素は黒兎を抱えてマカロンの方へと向かう
マカロン「しっかり捕まっとけよ」
マカロンはそう言うとマカロン達は物凄い速度で体がどこかへ引っ張られる
吹っ飛ばされていったマカロン達はどこかの施設のような場所に着いた
得素が不思議そうに聞く
得素「ここは?」
マカロン「ここはダークナイツの拠点みたいな場所だろ?」
マカロンは疲れた顔で言う
黒兎がボロボロながらに喋り出す
黒兎「よく、ここが分かったなマカロン」
マカロン「こんな事もあろうかと襷に磁石となったおもりをこの拠点に置いてもらったんだよ」
黒兎「なるほどな」
そのまま皆んな施設の中に入る
得素が黒兎をベッドの上へ寝かせ、匿名Yの方へと話しかける
得素「なぁ、なんであの時、ルールに傷をつけれたんだ?」
匿名Y「なんと言うか、俺の時間系の能力と斬撃の能力を合わせたって言うのか。イメージとしてはルールの時間を切ったに近いかもしれない」
マカロン「なら、ルールを倒せるってことか!」
マカロンが驚いた様子で言う
匿名Y「うん、でも一発打つだけでかなりの体力を使っちゃうからな、、」
マカロン「だが、その一発にかけるしかないだろう」
黒兎がベッドから起き上がり、皆んなの元へ集まる
黒兎「なら、ルールが能力に適応する前に決着をつけなければ」
マカロン「分かってる、今すぐ準備をする、だが黒兎お前は留守番だ」
黒兎は苦しそうな顔をしながら言う
黒兎「俺も行く、と言いたいが、、、この体じゃあしでまといか」




