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第30話:『弾性①』

基地へと戻った黒兎達に休憩などしている暇もなく、作戦会議を始めた


黒兎をリーダーとして話し始める


黒兎「まず、これを話さないとな」


空気が一気に重くなり、黒兎が口を開く


黒兎「南雲が、死んだ」


その瞬間、皆の顔がこわばる


得素「そ、そんな、まだ助かるよ」


得素は震えながら黒兎の方を見る


黒兎「首からの出血でもう」


得素は匿名Yの方へ走って言う


得素「お前、お前なら治せたんじゃねぇのか!時間を戻して、、まだ、まだ助かったかも」


黒兎「得素ッ!!」


黒兎が大声で得素を呼ぶ


黒兎「俺たちはやらなければならない事が残っているだろ」


得素「、、、」


得素は少し落ち着き、椅子に座る


黒兎「よし、ではまず状況を整理しよう」


黒兎は端末を取り出し喋る


黒兎「ホイップからの情報によると、敵の名前はルール、彼の能力"弾性(ラヴレター)"は触れた部分をゴム製の物に変えてしまう能力らしい」


匿名Y「ただ、遺体のせいで能力が進化しちゃってるんだろ」


黒兎「そうだ、ホイップの予想だと彼は自分の存在をゴム製として考えて、外部からの能力を全て跳ね返す事が出来るようだ」


マカロンは何かに気づいたように喋り出す


マカロン「なるほど、だからあの時、ホイップの能力が効いて無かったのか」


黒兎「そして、遺体を手に入れた後も能力がどんどん参加して行くらしいが、ルールはそこまで頭が良くないからそれには気づかず俺たちを探しにくるだろって事らしい」


マカロン「ルールのそばにずっといたホイップの意見だ、恐らくあっているだろう」


得素「ただ、あいつがいくら馬鹿だからってあんな能力じゃ勝ちようがねぇよ」


匿名Y「確かに」


皆が静まる


黒兎「そこが問題なんだな」


その時だった、ものすごい音が基地の入り口で鳴り響く


黒兎達は恐る恐る外へとでる


そのにはルールの姿があった


ルール「やっと見つけたぜぇ」


ルールは余裕の表情でこちらは近づいてくる


黒兎「来るぞ、備えろ」


次の瞬間、ルールがマカロンへと猛スピードで殴りこみに行く


それに気づいたマカロンはとっさに腕を体の前に出し、ガードの姿勢をとる


ルール「俺の拳が耐えられるかぁ!!」


ルールはマカロンの前へきてから、ガード体制に入っているマカロンに一発の拳が炸裂する


マカロン「ゔッ」


腕に強い痛みが走る


マカロン「な、なんだこの打撃は、、」


その打撃はただ殴っているとは到底思えないほどの威力であった


続けてルールは二発、三発とマカロンを殴っていく


殴られ、痛みを我慢するマカロンは一瞬、ルールが殴る前の行動が目に入る


体の胴体部分をゴム状へと変えて、そこに肘を押し付けているようだった


マカロン (まさか、自分の胴体に肘を打ち付け、そのゴム反動で俺を殴っているのか)


マカロン「このままは、まずい」


マカロンは殴られる一瞬の隙を見て自分の背後へと銃弾を撃つ


ルール「ッ!」


マカロン「【エピローグ】!!!」


マカロンの体は縦断に引き寄せられて後ろへと吹っ飛んでゆく


ルールは余裕の顔で話し出す


ルール「逃げるのかぁ。まぁ、その程度すぐ追いつけるけどなぁ」


その時、銃声が鳴り響く

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