第24話:『泥中①』
黒兎達は村を出発し、雪道を歩き駅へと向かう
得素「なぁ、黒兎〜、まだつかないのかよ」
黒兎達は雪道を数十分歩いていた
黒兎「そうだな、あと20分もすれば町につくが」
得素「20分〜?ちょっと休憩しないか?休憩も仕事のうちだぜ」
襷「まぁ、流石に子供にはキツいんじゃないのか」
黒兎「そうだな、休憩をするとするか」
5人が道の脇に座り、休憩してるいいと、道の奥から誰かが歩いてくる
南雲「黒兎、誰か近づいてきます、敵かもしれません」
黒兎「みな、警戒しておけ」
男はどんどこ進んだこちらに近づいてくる
黒兎達は警戒し始める
その時、男はこちらに向かって走ってくる
襷「なッ、こっちに向かってくるぞ」
黒兎「撃てッ!」
男「もう遅い【泥中】」
その瞬間、あたりが一瞬だけ光輝く
襷は銃を取り出し、男に向かって撃つ
銃弾は男に命中し、男はその場に倒れる
襷「トドメを」
黒兎「待て、まだ殺すな」
黒兎は男に近づいて行く
男「俺を殺さないのか?」
黒兎「お前、六法全書ではないな、この前匿名Yを襲った盗賊か」
男「御名答、俺たちは3人組の盗賊団、だが、これで俺らのグループは一人になっちまうけどな」
黒兎「そうか、では次に、お前さっき能力を発動したよな、あれは何だ」
男「いいだろう教えてやろう、お前達はもうこれで終わりということをな」
襷「何だと」
男「そう怒るな、俺の能力は発動したと同時に俺から半径5m内にいる者全てを俺の結界へと閉じ込める」
得素「結界だって?何も無いじゃねぇかよ」
南雲「いや、本当に閉じ込められているらしい」
南雲はまるで何も無い所を触っているようだ
匿名Y「本当だ、まるで見えない何かを触っているようだ」
男「な、言っただろ」
得素「でもよぉ、お前を殺せば済む話だぜ」
男「いや、無駄だ、俺の能力は発動したが最後、結界内にいる人間が全員死ぬまで解けることはない、俺でさえ解除できないのだからな」
黒兎「一人歩き系って事か」
男「おれがこれを発動したって事は、俺も死に、お前達も全滅という事だッ!」
襷「てめぇ、ここから出しやがれ!」
男「俺の人生最初で最後のハイライトだぁぁぁぁッ!!!」
男はポケットから銃を取り出しの頭を撃ち抜く
襷「こいつ、自決しやがったぞ」
得素「お、おい、どうするんだよ」
黒兎「落ち着け、まずはここから出る方法を探さなければ」




