第18話:『ロストホール①』
黒兎達は山を越え、町に来ていた
黒兎「手分けして行動するぞ、南雲と匿名Yは食べ物を買ってきてくれ、襷と得素今日泊まる宿は先に行ってきてくれ。俺はあたりに怪しい奴がいないか確かめてくる」
南雲「分かりました、気をつけて下さいね」
その後、3組に分かれて行動をした
黒兎が歩いている人の顔を見ながら町を探索する
少し時間が経ち、人気の少ない場所を探索している時
「止まれ」
首元にナイフを突きつけられる
黒兎「あんた、六法全書か」
「あぁ?六法全書?何言ってんだ、俺らはあんたの持ってる遺体に興味があるんだよ」
黒兎 (なんだこいつ、まさか六法全書とは別のグループか)
「俺はアラビ、盗賊チームのメンバーだ」
黒兎「なんで遺体の事を知っている」
アラビ「何だって、俺らはすでに一つ遺体を手に入れているからな」
黒兎「なるほどな」
アラビ「お前らのチームも持っているらしいからな、俺はそれを貰っていくぜ、さぁ、遺体はどこだ」
黒兎は膝で思いっきりアラビの腹を殴り、銃に触れる
アラビ「てめぇ、ブッ殺す!」
アラビが銃を構える
黒兎「【ロストホール】」
アラビが銃を構えたとき、銃がジグソーパズルの様になり、バラバラになる
アラビ「やっぱりお前も能力者か」
黒兎の能力"ロストホール"は触れた部分をジグソーパズルに変え、バラバラにする事が可能。
パズルになった部分は黒兎が好きなタイミングで元に戻す事が出来る。
黒兎の手のひらにはピースがあった
地面に散らばったピースは黒兎の手のひらへ行き、ピースが全てくっついた時、銃へと戻った
黒兎は銃を構えて言う
黒兎「形勢逆転だな」
アラビ「お前だけが能力を使えると思うなよ」
そう言うとアラビは空の何かをとるように手を空にかすめる
そうするとまるで空中に蛍光ペンを引いたように空中にピンクのラインが現れる
黒兎は銃を撃つ
銃弾は空中のピンクのラインに触れるが、弾かれる
黒兎「なるほど、かなりの強度だな」
アラビ「そんな鉛玉じゃ傷一つつかねぇよ」
黒兎「ここは一旦引こうか」
黒兎は山の頂上の方へと向かっていく
アラビ「にがすかよ!」
アラビも黒兎を追って頂上へ向かう
数分後、黒兎は斜面がとても急な場所まで来た
アラビ「山の上で逃げるなんてな、自分の首を絞めただけだったじゃないか」
黒兎「それはどうかな」
黒兎は素早く銃を取り出し、引き金を引く
アラビ「さっきも同じことをしただろう」
アラビは手で空をなぞり、壁を出す
銃弾が弾ける音が響き渡る
アラビ「ほらな、学習しないやt」
その瞬間、アラビの前にあった壁はパズルとなった
アラビ「ッ!」
その奥から黒兎が走ってくる
アラビ「まずッ」
黒兎はパズルとなって開いた壁の部分からアラビめがけて殴った
アラビ「うぶぐぉぉぉ」
アラビは体勢を崩す
アラビ「うわぁぁああぁぁぁぁぁ!!!」
そのまま崖から真っ逆様に落ちてしまった




