表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
《1月23日発売!》Sランクパーティーを追放された鍛冶職人、世界最強へと至る ~暇になったおっさんは気晴らしに作ったチート武器で無双する~  作者: シオヤマ琴
第二章 冒険者編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/76

第67話 レオの焦り

お昼になるとガゼフさんとリエルが家に戻ってきた。


「よく来たのうレオ、元気じゃったか?」

「はい。ガゼフさんもお元気そうでなによりです」

「お久しぶりですねアナさん」

「リエルさん突然押しかけてすみません」

レオとアナのエルフの兄妹を見てお互い手を取り合い懐かしむ面々。


「これからちょうど昼ご飯じゃから一緒に食べていくとええ。リエル、二人の分も用意しておくれ」

「はーい」

「すみません、気を遣わせてしまって」

「何を言うか。お主たちは家族みたいなもんじゃろうが、ほっほっほ」

ガゼフさんは上機嫌で笑みをこぼす。


「兄さん、私何か手伝ってくるね」

そう言ってアナはキッチンへと向かった。


「ガゼフさん、そういえばガジュウはどうしたんですか?」

「あー、あやつならまだ牛にエサをやっておりますじゃ」

「そうですか」

空腹でお腹を鳴らしながら牛の世話をしているガジュウの姿が目に浮かぶ。


「してレオや、今日はどうしたんじゃ?」

「はい、村の再建が順調に済みましたという報告をさせてもらいに来ました」

「そうかそうか、それはよかったのう」

「それと村長のいいつけでバランさんをエルフの村にご招待しに来ました」

「何、エルフの村にとな?」

「よかったらみなさんもどうですか?」

テーブルを布巾で拭きながらアナが言った。


「私たちもいいんですか?」

と今度は菜の花のおひたしをお盆に乗せて持ってきたリエルが返す。


「はいぜひ。みなさんも私たちの恩人ですから」

「ほっほっほ。エルフの村か、どんなところなんじゃろうのう」

ガゼフさんが宙を見上げつぶやいた。


「アナ、村長はバランさんをお連れしろと言ったんだぞ。いくら僕たちの恩人でもそんな大勢にエルフの村の場所を教えたらまずいんじゃないか?」

「え? そうかな~?」

「そうさ。それにエルフの村の場所を考えてみろ、ガゼフさんやリエルさんにあんな急な崖を上らせるわけにはいかないだろ」

「う~ん、それは確かにそうね」

とアナが口元に手をやる。


「どういうことじゃ?」

「実は今回再建した僕らの村はオークに襲われた教訓を生かしてモンスターから狙われないようにかなり高い崖の上に作ったんです。なのでガゼフさんたちには村に来てもらうのは難しいと思います」

「ふむ、そうじゃったのか。残念じゃのう」

あからさまに肩を落とすガゼフさん。


「いいじゃないおじいちゃん、バランさんにお土産話を聞かせてもらえば。ね? バランさん」

「ああ、そうだな。戻ったら出来る限りお話しますので楽しみにしててくださいガゼフさん」

「おお、バランどの。それはありがたいですじゃ」

ガゼフさんは顔を明るくした。



☆ ☆ ☆



昼ご飯を済ませると俺はレオに急かされるように手を引かれガゼフさんの家を出た。

アナも後を追いかけてくる。


「兄さんてば、そんなに急がなくてもいいのに」

靴を履きながらもらす。


「べ、別に急いでなんかいないさ」

「バランさん、気を付けて行ってきてくださいね」

リエルの見送りを背に俺とレオとアナは村を旅立った。


アナではないが俺もレオの言動に若干の違和感を覚えた。

急いでいるような焦っているようなそんな感じがする。


そしてその理由はエルフの村に着いてすぐ明らかになったのだった。

【作者からのお願い】


「面白いかも」と思った方は、

広告の下にある☆☆☆☆☆からの評価や、ブクマへの登録をお願いいたします!


皆様が思っている何百倍も執筆の励みになりますので、何卒お願いいたします!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ