4-1. ソウルジェムの容量制限
本節では、ソウルジェムが内包する「呪いのエネルギー」に
明確な容量上限が存在することを整理する。
第2章および第3章で定義した通り、
ソウルジェムは魔法少女の人格情報および行動制御を担う
中枢構造体であり、同時に呪いのエネルギーを内部に蓄積する。
ここで重要なのは、
呪いのエネルギーの蓄積が
特定の戦闘行為や魔法使用に限定されない点である。
作中描写から観測できる事実として、
魔法少女は通常の生活を送っている状態でも
ソウルジェムの濁りが進行している。
これは、呪いのエネルギーが
行動・思考・時間経過といった
魔法少女の存在そのものに付随して
継続的に発生・蓄積される性質を持つことを示唆する。
したがってソウルジェムは、
使用状況に関わらず
常に内部容量を消費し続ける構造体である。
また、ソウルジェムには
無限の蓄積能力は与えられていない。
濁りが臨界点に近づくにつれ、
外観および挙動に異常が現れる描写が確認できる。
このことから、
ソウルジェムには設計上の容量制限が存在し、
一定量を超える呪いのエネルギーを
保持できない構造であると結論づけられる。
本節では、
この「容量制限」の存在そのものを確定事項とし、
容量超過時に何が起こるのかについては
次節以降で段階的に整理する。




