摂りすぎ注意
「やぁ、僕は君のサポートを任されているイルカのラッシーだよ!今君が食べたのはイカの怪人だからこれから君が変身するとイカの能力が使えるようにはならないから気をつけてね!」
「ならんのかーい!」
思わずツッコミを入れてしまった・・・
「アハハ、今サポートのヤツにアレ言われてるな」
と他の3人が笑っているのをよそにイルカは話を続ける。
「ここで大事なことを伝えるからよく聞いてね!怪人の一部を摂取すると確かに君は強くなれるけれどあまり食べ過ぎると君自身が怪人になってしまうから注意してね!何事も程々にだよ!」
そう言って目の前からイルカが消えたが、ヤツが今言った言葉が耳から脳天まで電の様に駆け抜けた。
「そういう大事なことは最初に言えよ!」
そう言って手に持っていた皿とスプーンを地面に叩きつけ口の中に残っていたモノを吐き出し既に食べたモノも吐き出した。そこで再びイルカが現れ
「そんな事しても無駄だよ。もう君の身体に吸収されたからね!」と言って再び消えた。
「っざけんな!」
そう叫ぶとこのカレーを作ったヤツのところに駆け寄って胸ぐらを掴んでいた。
「アンタ知ってたのかよ!怪人の一部を食べ過ぎると怪人になるって!」
「知ってたも何も最初のチュートリアルで説明されただろ?何言ってるんだい?」
最初のチュートリアル・・・
そういえばイルカが出てきた時にちゃんと説明聞いてなかった気がする・・・
「ああああああああああああああ!」
もう叫ぶしかなかった。それを見ていた3人が
「まぁ食べ過ぎなきゃいいんだし強くならないと僕達やられちゃうからね。」
と言ってカレーのおかわりをしていた。
「食べ過ぎなきゃってどのくらいまでが大丈夫なのか分かんねーだろ!アンタらよくそんな平気でバクバク食えるな!」
「怪人になったらその時はその時さ。また新しいヒーローが補充されるし。そもそも僕らここの世界とは関係ないからね。案外怪人になってやられたら元の世界に戻れるかもしれないよ。」
と笑いながら語るのを見て俺はその場から走って逃げた。
逃げて逃げて逃げた先に辿り着いたのは・・・




