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レガリア英雄記  作者: 27サグマル
世界を蝕むモノ
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爆弾

「誰だい、そのおん……女性は」

 コテージから出て来たクレスを見たクレインの第一声である。

 エフィがこれ見よがしにクレスにくっついていたので、当然といえば当然の反応かもしれない。

 ちなみに背後では呆然と立ち尽くすティルナをナベリウスが警戒気味に見守っている。

「ん? メリー商会第八支部長にして、ここのクレスの婚約者やけど?」

「「「っ!!??」」」

 全員の驚愕が見事に被った。

「こ……コんやク、シゃ……?」

「ティルさん気を確かに!」

 見るからに危険な状態になったティルナを、ナベリウスが支えるようにしてそれとなく拘束する。

「……クレス、君?」

「クレインさんは呼び方が戻ってるれす!」

「……ぽかーん…………」

「リアラさんも、戻って来てくらはい!」

「っていうか何時からこ、こにゃ……そんな話になった!?」

「ぷくく」

 一同の狼狽ぶりを見て、エフィは堪え切れないといった風に笑みを零す。

「ああ、でもお父様に話通してるのはホンマやからな? んじゃ、ウチはこれでー」

 最後に悪戯っぽいウィンクを残して、エフィは身を翻す。

 その時、泉から中型の蒼龍が飛び出した。

 エフィとサヤを始めとした商会の面々を乗せると蒼龍は目にも止まらぬ速さで飛び立ち、境界の大岩を抜けて去っていった。

 今更ですが、サブタイトルは「爆弾発言」の意です。。

 ナベのツッコミ回でした。。

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