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レガリア英雄記  作者: 27サグマル
邂逅~「蒼神」再起~
57/213

「天原淘汰」

「無茶、です! 今の私が抑え、ている焔は……あちらを、撃ち抜いたものと、同じくらいの力、が……!」

「それがどうした」

「なッ……!」

 クレインの即答に絶句するクレス。

 その傍から少し距離を取り、マリスが弓を構える。

「今から撃つ。それに合わせて、思いっきりぶつけて」

「だから――!」

「『限定凶化ベルセラス』」

「『穢征域イヴィルサンクチュアリ』」

 クレスが反論する間もなくエレンの手足に膨大な魔力が集まり、周囲の空気が霊魂に満たされ魔界の如き様相を呈する。

 まるで古龍でも討つような予備動作が展開される。

 ここでクレスが何もしなければ、彼女らは互いの魔法で斃れてもおかしくない状況だった。

「貴女たちは、まったく……!」

 クレスが歯軋りする中、まずマリスの詠唱が始まった。


「今、誓いの下に乞い願う――」


 矢は番えない。

 手持ちの矢が耐えられる程度の力で、クレスを助けることはできない。


「野獣の、狩人の力を」


 弓を引き絞る。

 純粋な魔力で矢を形成し、そこに自らの全魔力を注ぎ込んでいく。


「大いなる森の、月の加護を」


 狭まり暗くなる視界の中、クレスの姿だけは気力を振り絞って捉え続ける。

 矢の帯びた魔力が空間を歪ませ、淡い輝きと火花を放ちだす。


「さあ、今こそ終幕の時。仇為す全てに怨を返そう」


 矢を制御していた魔力も推力に変換する。

 解き放つ――!


「『天原淘汰カタストロフィ』ッッッ!!」




まるでラスボス戦w

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