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第二十七話 新人戦開幕
新人戦当日。
王都新人競走場。
早朝にもかかわらず観客席は埋まり始めていた。
恒一
「思ったより人が多いな」
レオン
「新人戦でも人気はある」
ガロン
「賭けもあるしな」
恒一
「それが本音だろ」
レヴナントは静かにコースを見ていた。
レヴナント
『広いな』
恒一
「緊張してるか?」
レヴナント
『少しだけ』
恒一
「俺もだ」
出走竜は十二頭。
本命は当然。
シルヴァリオン。
観客達の声が聞こえる。
観客
「今年はシルヴァリオンだろ」
観客
「新人戦じゃ反則だ」
観客
「二着探しだな」
恒一
「人気だな」
レヴナント
『勝つ』
恒一
「そうだな」
その時。
アレクシスが現れる。
アレクシス
「逃げなかったか」
恒一
「残念だったな」
アレクシス
「せいぜい楽しませてくれ」
シルヴァリオン
『良い勝負をしよう』
レヴナント
『ああ』
ファンファーレが鳴る。
新人戦。
開幕。
― 第二十七話 終 ―




