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散歩道 俳句を詠んでみました。  作者: あっちゅ寝太郎


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第1話 佐渡の厳冬と越後の夕映え

まだ10月も始まったばかりですが、つるべが落ちるが如く、日は暮れて、歩く信濃川は鈍く翳り 冷えてきました。暑がりの私は半袖 半パンで飛び出しましたが、最初は蚊に刺され、夕暮れには、川の冷風に追われ、100メートル走のように帰宅しました。散歩道のエッセイご覧ください、

第1話 佐渡の厳冬と越後の夕映え


茜雲 黄金に染まる 信濃川


新潟の夕暮れは、川から暮れてゆく。茜色の雲が水面に映り、日本一の大河はそのまま溶けた金になる。だがこの水の郷には、かつて過酷な運命を負って渡った者の足跡がある。


上人の 渡りし海や 佐渡の冬


海の向こうに、佐渡が薄く浮かぶ。文永八年(一二七一)の秋、日蓮は越後の寺泊から、荒れた冬の海を渡った。待っていたのは歓迎ではなく、配所の寒さだった。


峰凍え 塚原の庵 波しぶき


入れられたのは、死者を捨てる野にある塚原三昧堂。屋根は傾き、壁は隙間だらけ。雪は天井から落ち、夜には雹が畳を叩いた。板の間の冷えは足の裏から膝へ上がり、墨をすっても筆先で凍る。それでも上人は、そこで書くことをやめなかった。


星ひかり 佐渡への道を 照らしけり


夜が更けると、雲が切れて星が出る。海の向こうに続く暗い道を、星は黙って照らしていた。



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― 新着の感想 ―
沖に見える島が住人の心に深く染み込むのかなあ 新潟の秋は川より暮れにけり 上人や海猫帰る寺泊 筆先の硯の海の凍りけり 冬の星島の形の黒さかな
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