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青き華よ希跡なれ  作者: 溶枸由 佳月
第三章,軌道
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解かれた封印

「封印を解く方法が分かった」


女王からそう告げられた。

恐らく創造主の力を受け継ぐ彼女らだからこそ封印を解く方法が分かったのだろう。


「どうやるんですか?」


(わたくし)から説明を。

封印を解くための魔法陣を模索しており、ついに辿り着いたのです。

まず、解除にはアオトさんと深く関わりがある方が適任です。

私を含め人数は5人」


ちょうどここには私を含めた5人が居る。


「このメンバーで問題なさそうですわね。

早速その場所へ案内していただいても?」


私は頷くと、封印されたあの場所へ向かった。

5人であの日アオトが立っていた場所を囲む。


「私が魔法陣を展開します。

そうしたら手をかざしてください」


地面が青く光り、魔法陣が展開される。


「ネセシテ!」



───ずっと暗くて冷たい所にいた気がする。

何か映像を見せられていたようだったが。


「────」


誰かの声が聞こえる。

俺はいつぶりかの目を開け、ゆっくりと手を伸ばす。

すると誰かの手が触れた。

俺はその手を握る。

その手も俺の手を握り返した。

眩い光が放たれ、目をぎゅっと閉じた。


海とは違う地面の感触。

瞼を開けるとノエル、アオイ、モリン、エンゲ、アリシアが俺を見下ろしていた。


「……俺、戻ってこれた……のか?」


「そうだよ。

あぁ、ほんとに良かった」


ノエルが倒れている俺に抱きつき、涙を流している。


「心配かけて悪かったな」


「ううん、本当に無事で良かった」

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