diceをふるのは公爵令嬢でも国王陛下でもなく
ブリューテ興国の暦にして、613年のその年、ブリューテ興国王太子であった第一王子、レクスィ・リヒト・ブリューテが、国王陛下主催の舞踏会で自身の婚約者であったフェアシュタ・ヴェステン公爵令嬢との婚約を破棄。その妹であるユリア・ヴェステン公爵令嬢との新たなる婚約を発表した。
兄を慕い、婚約者であったはずのフェアシュタ令嬢とともに未来を歩んでくれると信じ、夢見ていた第二王子である弟、ヴォールの目の前で。
後のブリューテの歴史書に、「神王」の異名を授かった一人の偉大な王がいる。
その王の名は、ヴォール・リヒト・ブリューテ。
その「神王」を傍らにて寄り添い、支え続けた賢妃の名はフェアシュタ王妃。
後にブリューテ国に住まう子供達の寝物語に登場する愚の存在、レクスィとユリア。
これはブリューテ国「神王」が誕生した、あまり知られることはない始まりの物語。
「神王」と賢妃の傍らに在り続けた、赫きダイスの伽語り。
※主人公が性格に難ありという簡素な言葉ではすまないと思います。お気を付けください。
兄を慕い、婚約者であったはずのフェアシュタ令嬢とともに未来を歩んでくれると信じ、夢見ていた第二王子である弟、ヴォールの目の前で。
後のブリューテの歴史書に、「神王」の異名を授かった一人の偉大な王がいる。
その王の名は、ヴォール・リヒト・ブリューテ。
その「神王」を傍らにて寄り添い、支え続けた賢妃の名はフェアシュタ王妃。
後にブリューテ国に住まう子供達の寝物語に登場する愚の存在、レクスィとユリア。
これはブリューテ国「神王」が誕生した、あまり知られることはない始まりの物語。
「神王」と賢妃の傍らに在り続けた、赫きダイスの伽語り。
※主人公が性格に難ありという簡素な言葉ではすまないと思います。お気を付けください。
第1章 赫いダイスをふる人
第1話 赫いダイスの最初の目は婚約破棄
2016/05/21 23:32
(改)
第2話 ダイスの二の目は愚かな令嬢を踊らせる
2016/05/24 18:48
(改)
第3話 恋とは呼べぬ欲しいものよりもまずは駒を見定めて
2016/05/27 21:28
(改)
第4話 ダイスが示す三の目は人形遊びは騎士様で
2016/05/31 20:12
(改)
第5話 ダイスをふる必要のない勝負
2016/06/04 04:05
(改)
第6話 前菜の決着と運ばれてきたメイン料理
2016/06/07 20:01
(改)
第7話 予定通り舞台の幕は上がる
2016/06/10 20:43
(改)
第8話 四の目で初恋に狂う王子様に偽りの愛を
2016/06/14 20:59
(改)
第9話 五の目は炎に彩られた祝福
2016/06/18 19:41
第10話 これは物語の序章にすぎず
2016/06/21 18:51
第2章 小さなお姫様が「国を燃やして」、と呟いた 【国取り編】
第1話 国の終わりの始まりは小さなお姫様との出逢い
2016/06/24 19:14
(改)
第2話 悪魔の望みは国と享楽
2016/06/28 19:44
(改)
第3話 一の目は侯爵子息に無数の制裁を
2016/07/03 00:34
(改)
第4話 「悪魔が人間を好きになるの?」と小さなお姫様は思う
2016/07/06 22:31
第5話 二の目は我が子を愛する為政者に杯を
2016/07/10 22:18
(改)
第6話 鮮やかに奪いたいもの
2016/07/16 00:15
(改)