Episode:27 平凡な日常の中で
1日遅れで27話投稿します。
やあ、【石の都】から帰還して、今日も眷属達と面白ろ可笑しく過ごしている、蝗の王だ。
今日は、ちょっとした出来事を話してみよう。
「……良し! 藻レラも”化粧”してみっか!!」
<………今度は、何を思い付いたんですか?>
<キタコレ!w>
<王様の、突発的な奇行には慣れて来たけどねw>
ちょっ! 酷すぎね!!?
<んで、今回は何すんです?>
<また、おもろい事でしょ?w>
スルーですか!!!?
<まぁ、待て皆。>
<ん? どしたの1号?>
<たしかに、王様の突発的な思いつきで色々と惨事が起きたけど、
概ね皆も楽しめたじゃないか。
……一部を除いて。
だから、話しだけはちゃんと聞こうじゃないか。
……話しだけは。>
おお、1号さすが長兄だな。 皆静かになったぞ。
……ちょっと、トゲのある言い方だったけどなw
<まぁ、化粧といっても、女の子がやるようなモノとは、趣きが違うんだけどな。
藻レラって、普段はメチャ硬い甲殻と、纏う概念が強力無比な上に、
たとえ怪我とかしても【超再生能力】で瞬時に治るから
何時までも”新品”のようにキレイなままだろう?>
<……それは、イイことじゃないの~?>
<うん、素敵なことだしねw>
<いつも、ピカピカだよw>
うん、藻レもそのこと事態に不満が有る訳じゃ無いんだ。
…無いんだが、ちょっと物足りないって言うか…。
ほら、前にドワーフの戦士見た時にさ、手入れはキチンとされていたけど、
使い込まれて、あちこちに傷とかが付いた鎧兜を着けていただろ?
あれ見ると如何にも”古強者”って感じがして、何とも言えない風格があったじゃないか。
逆にもしも、あの時身に着けてたのが、一回も使われて無いピカピカの鎧だったら
あそこまで強そうなイメージを感じたか?
多分、感じなかったと思うんだ。
<なるほど~。>
<たしかに、そうだよね。>
<あ~、なんとなく読めて来たかもw>
そこで、前世の藻レが”プラモ”でやってたように、ピカピカの甲殻に、
”汚し”みたいな塗装をしてみようって事だ。
<おお~~w>
<さすが王様!w>
<藻レラには考えつかない事を考える!w>
<そこに痺れる、憧れる~~w>
良し、納得いったところで”染料”の調達だ~。
・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
……orz
おおう、なんてこったいオリーブ!
<むう、色々試したけど、コスったら直ぐに落ちる。>
<さすがに、これでは使い物にならないね~。>
<いきなり、手詰まりにw>
< 早 く も し ゅ う り ょ う w >
……くっ! 折角皆もやる気になったと言うのに、ここまでなのか!?
<それじゃ、大体失敗も出尽くしたと思うので、この【レギオン専用塗料】で 本格的に始めましょうか。>
<<<<< ……………………はぁ? >>>>>
ちょっ!? おま!? ……ゑ? え?
そんなの、どこから持って来た!?
<……何処からも何も、普通に【マネェ・・】システムで交換しましたが?>
……orz
おおう、なんてこったいオリーブ!
<<<<< 気づいてたなら、最初から出せよ!!!!? >>>>>
<だが、断る!> キリッ
<<<<< ちょっ!? おまwww >>>>>
<あう~、1号が”王様”に似て来ちゃったよう~(泣)>
<もう、昔の1号は居なく無ったんだね…(泣)>
<いつかは、藻レラもこうなる時が来るのかな…(泣)>
<えう~~(泣)>
藻マエラ、失礼過ぎるにも程が有るでしょおぉぉぉぉぉ!!!?
………藻レに似るのが、そんなに大事かYO!!?
<へえ~、これって揮発性なのか~。>
<でも、”完全無臭”なんだってw>
<さすが、神様謹製w>
<塗料一つでもチート仕様だね~。>
<まぁ、これで”塗料”の問題は片付いたんだし。>
<ああ、早速”お化粧”の実践だな。>
<【芸術神の加護】を持つ、藻レラの腕の魅せ所だな!>
<おら、ワクワクしてきたぞ!>
…………聞けよwww
・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・
それじゃあ、まずは藻レが”第一号の実験体”として、化粧をして貰う。
みんな、よろしく~。
<僕らの”化粧”って全身だから、一人じゃ出来ないのが欠点だよねw」
<つーか、アフリカの原住民の”化粧”だよなww」
<まぁ、だいたい合ってるww」
ぬりぬり。
ペタペタ。
さわさわ。
……うむ、全身を刷毛で擽られて居ると、なにやら興奮するな!!
<まただよ(笑)>
< 変 態 降 臨 w >
< 大 変 態 降 臨 w >
< 変 態 大 人 降 臨 w >
<変態三段活用乙w>
<ちょっと、動かないでくださ……あ。>
ぬるり。
「ぐああああああああ!!?
目が、目がああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁ!!!!?」
<ちょっ!?>
<目に”揮発性”の塗料とかw>
<だから、動くなって言ったのに~!!?>
<いいから拭いてやれよ! お前ら!?>
・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
………う~む、酷い目にあったww
良い子のみんなは、マネしちゃダメだぞ?
<無ーよw>
<そんな、身体張ったギャグかます子供、嫌すぎだろw>
<でも、話し戻すけど良い仕上がりだねw>
<うむ、これはカコイイ!!>
<うっかり、惚れそうになるほどですw>
<掘れそう、とな!?」
<どっか逝け、このホモ共w>
良し、この素晴らしい塗料を使って、他の連中にも悪戯するぞww
<うわ、マズイ人にマズイ物与えたw>
<混ぜるな危険w>
「…なんだか、騒がしいけど、なんの騒ぎだワン?」
<イケニエ来たw>
<ロボさん逃げて、超逃げて!w>
……! 確保ォ~~~~!!!
「な、何するだ~~~!!?」
白い犬顔に、”太眉”を書いてやる~~~w
「アオォ~~ン!?」
……しくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしくしく。
ぷぷぷぷ。 体育座りで泣いてやんのw
<鬼だ、鬼がおる!w>
<イジメっ子とかってレベルじゃ無ぇーぞ!?w>
<酷スw>
<しかも、専用の溶液使わないと取れないしw>
<誰だよ、この人野放しにしたの!!?>
<だから神様だってのw>
< /(^o^)\ >
良し! 次は、アムロだな。
<決定済みですかw>
<まぁ、アムロならいいかw>
<アムロなら仕方ないw>
……藻マエラも酷でぇな!?
……この後、アムロを追い詰めて ガングロアフロにしてやったんだ。
まぁ、今日も一日平和だったって事でw
仲いいな藻マエらw




