戦場
俺達は戦場に着いた。そこにはすでに敵兵が到着していた。いくら何でも敵兵の到着が早すぎる。予想ではあと1日以上猶予があったのに。とにかく急がなければ。
「皆さん、聞いてください。敵兵がすでに到着しており、戦況は最悪です。これは隊長である私に責任があります。しかしここで反省している暇はない。とにかく戦いましょう。必ずこの地を安息の地に戻します。」
「おーーーーーーーーーーー!」
俺達は戦場の東へ向かった。この戦いでは各部隊300人編成の10部隊で戦う。俺達の部隊にはあのアロマという女もいるらしいが、彼女は落ち着いている。そして何よりこの部隊の隊長は俺だ!。
「みんな、横に広がれ!離れすぎないように。隣の人が危機に瀕している時には必ず助けを呼ぶんだ。それじゃあ行くぞ!」
目の前に大きな敵部隊が見えた。
「殲滅しろ!フレイムソード!」
敵が次々にやられていく。周りも似たような状況だ。このペースならいける!
「お前、非人族か?」
目の前にいたサソリの男が問いかける。
「誰だお前は?敵兵か。質問をする余裕があるとでも?」
「俺はこの部隊の隊長であり、十二星剣の一人であるスコープだ。」
「なるほど、道理でお前からは一味違うオーラがするわけだ。だがな、俺が戦ったことのある十二星剣はもっとすごいオーラを放っていた。おまえを倒すのに、俺一人で十分だな。」
「そうかもしれないが、俺は戦う必要がある。死んだ兵士のためにも隊長としての誇りのためにも。」
「遠慮なく殺らせてもらうぜ。」
「上等だ!」
俺のフレイムソードとあいつの尾がぶつかる。俺の力が勝った、があいつの鎧は硬かった。
「どうだこれが悪魔の鎧。悪魔族の誰よりも硬い鎧だ。俺たちが長い歴史の中で培ってきた最強の鎧。なのに…なのにどうして馬鹿にするんだ!身内で争う必要なんて無いのに。」
どうやらこの男には深い過去があるようだ。
スコープ
悪魔族の男。十二星剣に抜擢され、精霊戦争の一つの舞台を束ねる。強い毒針と、鎧のような硬い殻を持ち合わせる。




