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希望の剣~新たなる世界の創造への架け橋~  作者: 悠春
裏切りの裁き
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私の在り方

 時は戻り、エルピスがジャッジとの戦闘中へ。

 「エルピス、これを受け取って。」

 この声の主はカンナだった。生きている。これなら助けられる。

 「カンナ、無事でよかった。」

 「いいえ、ごめんなさい。兎に角これを受け取って欲しい。これは私の魔力が籠った首飾りです。使いたい魔法を念じるだけで貴方の剣に魔力を込める事ができます。」

 「なんでこんなものを。もう死ぬ気でいるのか。まだだ、今から助ける。それまでどうか待ってくれないか。お願いだ、大切な仲間をこれ以上死なせたくはない。」

 「ごめんなさい。」

 「謝るな!全ては気付けなかった俺とこんなひどいことをしたあいつのせいだ。カンナは何も悪くないのに、なんで死ななくちゃならない。」

 「ねぇ、この前話した『悲しみの姫』覚えてる?私あんな女性になりたいの。夢はないって前に言ったけど、本当はあんな風にかっこいい人になりたい。最後のお願いなんだけど聞いてくれる?」

 「勿論。」

 「私の意思を引き継いでほしい、この首飾りと共に。そしてもう一つ、私のお墓にバラを置いてほしいの。あの物語のように。欲張りすぎちゃったかな。」

 「ああ、絶対に約束するよ。」

 「ありがとう、メイユンちゃんも元気で。」


 「感動の別れの時間は終わりましたか?それじゃとっととあなたたちも始末しますよ。」

 「望むところだ。こんなに悲しみを感じたのは久しぶりだ。村を壊されたとき、怒りは感じなかった。それは、おびえていたからだ。だが今は違う。怒りに満ち溢れているぞ!」

次回で2章最終回予定

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