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絶対的
時は遡りカンナがジャッジと遭遇した時の事
「ジャッジさんなぜこんなひどいことを。」
「ひどいこと?お前たちの仲間の方がひどいんじゃないか?仲間がピンチだってのに助けに来ない。」
「それ以上二人を貶さないで下さい!」
「まだ元気なんだ、やるねぇ。じゃ、もう一発。今度は腹だ。」
「くぅっっっっっ。」
「強がるなよ。楽にしてやる、とでも思ったか!この光景奴らにも見せたい。そうだな……奴らを呼ぼう!」
ジャッジの顔は喜びに満ちていた。
(何かしなくては。何か、エルピス達の為に。)
「そうだ、僕の夢を教えた上げよう。僕はこの物差しのような男になりたい。これって物事を図るときの絶対的な尺度だろう。僕はそんな絶対的な存在になりたい。この世の中を作り変える絶対的な存在。僕はそれで騎士になった。しかし、現実はどうだ。騎士はただことが起こったら行動するだけで、自分から何もしない。そんな時主様に出会った。この方なら俺を変えてくれる。他力本願ながら、そう思ったんだ。この人が僕の言う絶対的な存在。そう確信した。」




