最悪の男
夜中に目が覚めたエルピス。彼が見た衝撃の光景とは?
「起きろ、ここで起きないと後悔する事になるぞ。」
俺はそう言われて目が覚めた。横にいるはずのカンナがいない。いったいどこに?そう考えていた時メイユンが青ざめた顔でこちらにやって来た。
「エルピス、カンナちゃんが……とにかく早く来て!」
俺は感じたことのない不吉な予感を感じ取った、と同時に感じたことのない強大な闇を感じた。
俺は旅館を出ると、衝撃の後継を目にした。
「やぁ、エルピス君久しぶりだね。約束通り元気でうれしいよ。」
「なんで、お前がここに。それにカンナをどうした!」
目の前にいたのは紛れもなくジャッジさんだった。そしてその前にうずくまるカンナも見えた。なんでもっと早く気付くことができなかったんだ。
「カンナちゃんは瀕死状態だよ。どうだい助けに来るかい?」
「ああ、もちろんだ…」
「ダメだよ。駄目駄目駄目!もうこの子は助からない。」
「てめぇ、調子に乗るのもいい加減にしろ!何でこんなことをしたのか聞きたいが、カンナに時間はない。さっさと終わらせてもらうぞ。」
「無駄だって言ってるのに、頭が固いなぁ。君とは話していて面白くない。だから……殺すね。」
「おらぁぁぁ!」
俺は剣を振りかざした、だがこのレベルの邪気を放つ奴だ、無論止められる。
「今だ、メイ。切り刻んでやれ!」
「言われなくても殺るつもりよ。」
「無駄だよ、君たちじゃあ僕に勝てない。僕は十二星剣の中でも三本指に入る強さだからね。」
こいつ、やはり十二星剣なのか!だけどなんで騎士をやっていたんだ。
なぜジャッジは騎士をやっていたのか?なぜ彼は同じ十二星剣を殺したのか?謎は深まる。




