混浴と迷い
いよいよ混浴に入る時が来た。エルピスは決断するかとができるのか。
「何やってるんですか、エルピス。ほら行きますよ。」
「済まない。先に行っててくれないか?」
「もう全く。行っときますからね。」
何をやっているんだ。仲間じゃないか。何を恥ずかしがっている。行こう。行くしかない。
「きゃあ、やめてくださいよ、カンナさん。」
「ごめんなさい。けどやっぱり、このモフモフ感堪らないわ。」
二人の会話が浴場から聞こえてくる。やはりだめだ。恥ずかしい。俺は焦ってしまった。そのことが命取りになった。
「痛って。こんなところに籠が、何の…もしかして!」
それはあろうことかメイユンの下着が入った籠だった。早く直さなくては。
「あら、大きな音が更衣室からしませんでしたか?」
「何よ、まさか敵なの。」
「ちょっと見に行って見ましょう。」
まずい、来る!早くしなくては!だが、下着にこうも簡単に触れていいのだろうか。迷いが生じる。仕方が無い。メイユン済まない。俺は下着に触れた。
「何やってるんですか、エルピス!」
「もう、最低!」
終わった。すべてが終わった。
「誤解しないでくれとは言い難い状況だが、違うんだ。」
「サイテー、もう知らない。」
俺は事の経緯を説明した。何とか二人に許してもらえることになったのだが、
「それで私達の裸を見るのが恥ずかしくて焦ってしまったと。」
「うけるwww」
「さぁ、一緒に入りましょうよ。気持ちいいですよ。」
俺は二人に手を取られて温泉に入った。そのあとの事はあまり覚えていない。ただ俺は気持ちよく眠った。あんな事が起きているとは知らずに。
次回は戦闘回です。お楽しみに!




