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ドラゴン娘とラノベ作家の現代生活  作者: 福耳 田助
2章:ドラゴン娘は現代生活を学ぶ
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33/37

12月6日(3) ドラゴン娘により神の実在を知る

 お待たせしました。


9月22日 1/2


 ショッピングモールへの道中は、当然と言うべきか、ディーネの好奇心を刺激し興味を引くものばかりであったようだ。



「あの赤や緑のランプみたいなものは何じゃ?」

「あれは信号機。 交通を整理してるんだよ。 赤は停まれ、青は進め、黄はもう直ぐ赤に変わる、だ」

「…青? どう見ても緑じゃが」

「それはこの国独特の色彩表現だから。 日本人は緑色とか緑の物を、青って言葉を使って表現する事が多いんだ」

「ふむ、ニホンジン独特の感性という訳か」



「おお、あのジドウシャは大きいのう。 造りが随分違うようじゃが、形からすると荷車の様なものか?」

「トラックだな。 あれは2tトラック、小さい方だぞ」

「あれで小さいのか?」

「デカいのなら家が複数乗っかるようなサイズになる」

「…我の本来の姿より大きいの」

「逆にもっと小さい、普通の車と変わらないようなサイズのも在るけどな」



「あの建物は、何だか中がピカピカギラギラしてるの」

「パチンコっていうゲームをする…まぁ賭場だな」

「成程賭場か。 道理で中だけでなく人の目もギラギラしておるわけじゃ。 しかし賭場がこんな表通りで堂々とやっているのか」

「この国では賭場の営業は国からの許可制だから。 ちゃんと真っ当な商売なんだよ」

「なんじゃ、やくざ者が仕切っておる訳では無いのか」

「そういうのもある。 勿論違法だけど」

「どこでも変わらんのう」



「む、あそこは、何やら清浄な空気を感じる。 聖域か何かか?」

「神社っていう神殿みたいな宗教施設…まぁ神様の家みたいなものだから、聖域と言うか神域と言うか、あながち間違ってはいない」

「ふむ、確かに強い神性を感じるのじゃ。 この土地の神であるのなら、後で挨拶に行かねばなるまいの」

「そういうのって分かるのか?」

「無論じゃ。 この国は特にそういう場所が多いようじゃの。 比較的近い所では東の方角にかなりの力を感じるぞ」

「ここから東って、北海道○宮か? …え、マジで?」

「マジじゃ。 それに南東の方角には、そこよりも更に大きく神聖な力を複数感じる。 さぞ名の知れた神々であろうな」

「…え、マジで?」

「何故二回目…」


 え、本当に居るの?

 いや、どちらかと言えば俺は神とか幽霊とか、存在するって思ってるけど、本当に正にここにいるって事?

 俺こっちに越してから一回も詣でてないんだけど。


「…帰りにお参りに寄ろうか」

「そうじゃな。 地元の神への信心は大切じゃ」

「うん、そうだよね。 とても大事」

「?」


 すいません。

 今度からちゃんとお参りします…。



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