表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元管理職、経済力で異世界を支配する  作者: わた
二章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

50/51

第四十八話 元幼稚園

ということで元おじいちゃん、現魔王さんがついてくることになった。


「あの、一応魔王ってバレないようにしてもらえませんか?」

「え?なんで?」


なんでって…

身分の高さを考えてみたらわかるはずだろう。


「顔とかは知られてないからわからんはずだ。」


そういえばソラも魔王の顔は知らなかったな。名前だけ有名なのか。


「なんか失礼なこと考えてないか……」

「気の所為だと思います。」


食い気味で否定する。変なことで怒らせたくはない。

だってドラゴンをワンパンできる人だよ?

大抵のものは跡形もなく消し去ることだって可能だろう。


「確かに顔バレしたら恥ずかしいな。」


有名人かよ。いや、有名人だったわ。


「おじいちゃんのような見た目でなくてもいいので、その姿は一応やめておいてください。」

「動物にでもして方がいいか?」


そんなのにもなれるのか。

でも、この世界の動物をあまり見たことないからな。ペットを連れて歩いている人は見たことがない。


「ホワイトアオダイショウとかなら変身できるが、」

「却下で!」


アオダイショウってヘビじゃん!

ホワイトなアオダイショウってアルビノのアオダイショウのことなんじゃないの?


日本では神様の遣い的な感じで崇められてたようだけど、爬虫類だからムリ!


「ヒュージパイソンもあるが、」

「嫌がらせですよね!」


選択肢がすべてヘビなのはなんでなんだよ。


「人型でお願いします!」

「だったらサキュバスとか…」

「人間で!」


ていうかサキュバスなんているのかよ。

魔物なのか?

……一回は見てみたいかも。


残念ながら、ではなく

結果的にはサキュバスにはならず、20代くらいのどこにでもいそうな男になった。


そういえば性別も年齢と同じで自由に変えられるんだったな。よくわからない仕組みだ。


あと、ヒールが魔王の変身をじっくり見ていた。

こいつも人間みたいになれたりするんだろうか。いや、それはないか。


ということで、今日のやりたいことを済ますことにする。


まずは商業クランまで歩いていくことにする。


それにしてもとても平和な世界だ。

後ろに国家級戦力とドラゴンがいなければ。


目的地についた。


商業クランのお得意様枠には入っていてもおかしくないんじゃないか?数日で約1000万クレドも使った人だし。


「本日はどのようなご要件ですか?」


笑顔で出迎えてくれている。

もしかしたら臨時ボーナスでも入ったのかな。

誰かのおかけで。


「土地を買いたいです。」

「……あの、またですか?」


また、なんて言われてしまった。

当たり前ではある。

一日前に来て暴れていった人がまた暴れようとしているからな。


別にやましいことはなかったので、買うことはできた。買った土地に関しては変に思われたかもしれないけど。


ひとまず、その土地に向かうことにした。


「ここみたい。」

「「……広くない(です)か?」」


実は、もともと幼稚園だったらしい土地を買い取ったのでかなり大きい。


まず、この世界にも幼稚園があったことに驚きではある。


なんのためにこれを買ったのかというのを説明すると、大きな支店を作りたいのである。


本店が開業一ヶ月も経っていないというのにもう支店なのかという話だけど、


本店では商品を展示せず、オーダーメイドだけで、大量に生産できるものは支店で売ることにしたい。


本店は事務所という形で使いたいと思う。

理由は単純。商品の管理が楽になるから。

二つの店に品物を並べるのは手間がかかる。


「これを改装するんですか?」


「流石に早めにソラの無事をレナに伝えたいから、建物だけを作って、後々オープンするために戻ってきたいと思う。」


二度手間かもしれないけれどレナを安心させることのほうが大事だ。


どうでもいいことだが、土地ごと買ったので固定資産税とかはかなり大きくなるだろう。


そういえば、税金をまだ何処にも収めてないな。

まあ、まだこちらに来て一ヶ月も経っていないから戸籍の管理がされていないのかも。


国を移動してきた人のような扱いになるのかな?

前の世界の国籍のようなものは存在していなさそう。


「ここに何をしに来たんだ?」


魔王さんが聞いてくる。


「普通に下見ですね。」


下見にしては人数が多い気がするけど。

まあ、ここならペットたちも広く動き回れていいのではないか


広さの具体的な表現が思いつかないが、庭付きの一戸建てが4つ並んだぐらいの広さだ。


でも!なんと!お値段はたったの(?)100万クレドです!


……感覚が麻痺している。

100万クレドなんて人によっては一生手に入れられないもしれないのに。


それにしても、この世界の物価はよくわからない。

食料品は基本的に超低価格だ。焼き鳥5本1クレドおかだったし。


でも、お風呂とかの高額商品は30万クレドとかなのでここの部分はある意味クレド=円みたいな換算でいいのかもしれない。


この定義で考えてみると、100万クレドは100万円的な感覚になってしまう。

実感的には800万円ぐらいだと思う。


土地なんて買ったことはなかったから相場があまりわからないけど、こんなものなんじゃないかな。


幼稚園自体はなくなってしまっていたようだ。

外装はみたから、次は店内を見ていこう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ