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マウントはこうやってとるもの
デスキングの剣を手に入れて数日後、綿子は連合内でどや顔を決めてマウントを取っていた。
「あなたの剣なんかしょぼいね
私、こういう剣使ってるの。どうかっこよくない?」
見せびらかされたメンバーは誉めてすぐ退散してる姿を見て綿子は有頂天になっている。
(私の角煮と王子様、待っててもうちょっとで手に入る!)
思いに耽ってる綿子に話しかける人物が一人。
「んぢゃ!!」
「?
あぁネクスト。久しぶり。元気だった?」
久しぶりに現れたネクストに一瞬思い出せずにいた綿子。
その顔は満面の笑みである。
「ネクストこれなにかわかる?
ガチャで当てた剣なの
すごいでしょ?」
「すごいっすね。
今日は紹介したい人がいて来たっす!」
軽く流して本題に入るネクストと自慢する綿子の会話は噛み合いをみせない。
「あら?誰かしら?」
「王様っす!
綿子ちゃんのこと聞いたみたいで会いたいって言ってるっす!」
王様と聞いて王子様に会えるかも!?と期待を寄せる綿子。
「私も有名になったのね
仕方ないから会いに行きましょう」
全く気にしない綿子と申し訳なさそうにしているネクスト。
こうして二人は王様のいる城に行くことになったのであった。




