再び二人は出会うことになる
「ネクスト・・・裏切った!?」
ネクストに騙されて着いてきた綿子は目の前にいる骨に震えている。
「ごめん、綿子ちゃん
わし公務員で主には逆らえないっす
てか、この世界で逆らう骨は排除されるっす」
その話を聞いて綿子は泣きたくなった。
「子羊よ。久しぶりだな」
「はひ・・・っ」
言葉にできないオーラを放っている目の前の骨。
それは以前この世界に召喚されたとき一番最初に出会ったデスキングだった。
「して、子羊よ。我の剣を当てたそうだな
運の良いことは認めよう
しかし、その剣を当てたものは我直々にふさわしい者か見極める必要がある
そのため一度我の元に来てもらうのが習わしなのだが・・・子羊、お主が我に来いと。返して、お願いと言えと言ったそうだな?」
「はひ・・・っ」
死を悟った綿子はいよいよ限界が近付いてきた。
「我もここまで侮辱されたのも初めてであって剣もお主の態度に怒っているようである
いったい何をしたのだ・・・?」
剣に目を向けてみると少し黒い何かが剣から溢れ出ている。
「それはっすね!
剣を自慢ばかりして一向に育てようとしてなかったらしいっす!」
「ネクスト、お主には聞いておらん。」
相変わらず空気を読まないネクストにデスキングは突っ込みをいれる。
「まぁよい
本来は然るべく時に渡すか、そのまま使う許可を与えるものだがお主の態度には到底その剣は似合わん!
よって没収する!」
「はいぃぃぃぃ!あげます!返します!」
お漏らしをしたこともだが、オーラに負けて錯乱する綿子。
「だが、ただ没収しただけではせっかく当てたものに対しての褒美が無さすぎる
そのため、このエングゴバディルをお主に授けよう
この剣を鍛え、お主自身がもう一度我の剣を当てたとき・・・そのときはお主にデスキングの剣をもつことを許そう。」
「ありがとうございます!ありがとうございます!」
これからは質素にコツコツと強くなろうと決意する綿子であった。




