負け犬
「ロコかわいいよロコ・・・」
初めての仲間を愛でる綿子の姿に連合メンバーはドン引きしている。
そんな周りの空気を感じとることもせず、自分の世界に入り浸る綿子に同じく新人の骨が話しかけた。
「よう!綿子
儲かってまっか~?」
「バタ・サトシさん邪魔しないでください」
「なんでや!同じ新人やろ!」
「一緒にしないでください。私はロコを手に入れた
あなたは手に入れてないその差は大きいですよ?」
どや顔してロコを紹介する綿子にサトシが疑問に感じながら答える。
「最初は木霊やろ?
なんで使えないロコやねん!」
「は?使えないのはバタ・サトシさんじゃないですか
聞きましたよ?この前ガチャで爆死したらしいじゃないですかっ」
誰にも相手にされずにいた綿子はたまたま聞こえてた話をまるで自分も会話に参加してたかのように綿子がどや顔で言った。
「お前ガチャ引いとらんからわからへんだけやろ
あれは沼なんやで?たった100連で出るわけ無いに決まってるやん」
「ふっ・・・そうやって敗者は言い訳をするんですよね」
同じ新人とあって挑発的な態度を取る綿子。
新人といっても移籍して俺たちフル回転にいるサトシと綿子では強さが大分違うがそのことを分かってない様子だ。
「お前も引いたら分かるわ
やらへんのに口だけ達者なのは弱者とちゃうんか?」
「・・・いいでしょう
そこまで言うなら私とロコの力を見せてやりますよ。
着いてきてください」
こうして綿子はサトシを連れて再び安藤玲一の元に向かうのだった。




