聞いてないんだけど!?
「ちょっとほむさん!
聞いてないんだけど!?」
いきなり叫ぶ綿子
「おっぱい
じゃなくて綿、どうした?」
「どうして牛のこと教えてくれなかったの!?」
「ん?忘れてたわ。すまんすまん」
適当にあしらうほむら。
この数ヵ月で期待の新人から窓際社員扱いを受けていることは本人以外知らず、最低限の情報しか渡されなくなっていた。
「おっちょこちょいなんだから
いいもん、私にも大切な仲間出来たしこれからもっと強くなるし」
「おっ。マジかぁ
おめでとう。ようやく綿も木霊を手に入れたかぁ。感慨深いな」
「は?ロコなんだけどほむさん何言ってるの?」
「えっ・・・」
静まりかえり、ほむらが動けなくなる。
「最強の仲間手に入れたしこれからマナさんに早く追い付かなきゃ
うっかりほむさんも追い越したらごめんね?」
そう笑いながら話しかける綿子にほむらは可哀想な雰囲気で語りかける。
「まぁ人それぞれだよな
ちなみに俺木霊優先って言ったよな?」
「聞いたけど可愛くないしデビルやサキュバスも必要って言ってたからそんなに変わらないでしょ
それより最強のロコのこと言ってくれないなんて情報遅いんじゃないの?」
諦めたほむらは綿子の肩を叩いて「好きにしな」と一言呟いて奥に消えていった。
「それじゃあロコに手伝ってもらって連合の前の掃除してアメ貯めなきゃ。そして牛倒して強くなるぞー!」
そう一人意気込む綿子であった。




