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第一話 走る、走る、走る。

△▽△

 ーー私は今、全力で走ってる。それは、私達を裏切った亜人類から逃げるため。逃げ切った後奴らに落とし前をつけさせるため。


 耳にある兄さんからもらったピアスが揺れに揺れる。先端には球がついてるデザインなので、勢いよく揺れる。すごく痛いが、今はそんなことを考える暇もない。


 私は、魔生物の中では強すぎず、弱すぎない種族に生まれた。

 割と平和に過ごしていたのだが、ある日、戦争が始まった。強者は軍人となり、前線に送られたきり帰らず、小さい村に住む者はオパール亜人類共和国の兵士に殺される。私の故郷もとうの昔に敵軍に占領された。


 ーーあぁ、近くを走るまだ幼いであろう子どもが敵兵に撃たれた…後ろを振り返り確認するような暇もない。


 先程通った道は昔、市街地だったが今や瓦礫の山と化していた。


 走る。走る。走る。


 生きるためーー


 そこで、私の意識は途絶えた。

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