アテナ・フィメール
小説書くのは楽しいですね。
ただ、うまく文章にするのが難しいです(汗)
見知らぬ女の子に罵倒された。うん、これは悲しいことであり、また嬉しいことなのだ。だって、悲しきかな、俺はクラスメイトの女子くらいとしか話したことがないからだ。だから女の子から話しかけられるのは嬉しい。ただ、童貞くさいと言われるのはかなりショックだった。だから何か反論しなくては・・!
『フッ俺のどこが童貞くさいんだいお嬢さん?俺は女落としの大輝と呼ばれちぇるんだから』
『呼ばれちぇますね。かっこいいー(棒)』
『・・・すみません、自分、調子乗ってました・・・』
・・・穴があったら入りたい
そ、それはともかく!
『冗談はさておき、出会い頭に童貞呼ばわりはひどくないか?君はいったい誰なんだよ』
『私の名前はアテナ・フィメールです』
『・・・えっと・・外国のお方?』
目の前の女の子は金髪をツインテールにしていて身長は140センチより少し大きいくらいだろうか。小、中学生くらいの外国人に見える。
『私は人間ではないですし、国境という概念もありません。』
『・・・⁈』
・・・ちょっと何を言ってるかわからない・・・ 見知らぬ人を童貞くさいとのたまってくるし、電波系の子なんだろうか・・・
いずれにせよあまり関わらないほうがいいのかもしれない
『・・・ごめん、俺急でいるかr』
そういって立ち去ろうとしたとき、
女の子が、驚くようなことを口にした
『あなたはあの手紙を読まなかったのですか?』
手紙。あんな手紙の存在を知っているのは送り主と俺くらいだろう
ということはつまり・・・!
『君が送り主なのか⁈だったらなんであんないたずら』
『違います。私はその手紙の送り主から依頼されて、まことに不本意ながら、あなたの補助に来ただけです』
・・・ますますわからない・・・というか今不本意ながらっていったよな⁈
『どういうことなんだ・・・全く話が見えてこねえんだけど・・・』
『理解力がありませんね。あなたが魔法使いになるので、魔法使いとなったあなたを補助しろと、依頼主には言われましたが』
やっぱりわからない。そもそも俺は魔法使いにはならないし、なれない。
『ふざけないでくれよ。魔法使いなんてこの世に存在しないんだからさ。厨二病は卒業したほうがいいぜ』
『魔法使いが存在しないなんてどうしてわかるのでしょうか?あなたに証明出来るのですか?』
『うっ・・・いや、証明は出来ねえけど魔法なんてみたことはないし、そもそも魔法使いがいることを君は証明出来るの?』
『魔法の存在は証明出来ます。魔法使いはまあ確かにいませんね。私は精霊ですし』
証明・・・出来る?
『魔法にもいろいろありますが。まあわかりやすく炎を出すくらいにしておきますか』
そう呟いた次の瞬間
ボッ!!
彼女の周辺が炎で包まれた
俺は唖然とみているしかなかった
『あなたが信じるまで燃やし続けますよ。あなたのせいで町が焼けてしまってもいいんですか?』
・・・なんだよその脅し!
『わかったわかったわかったからとりあえずやめてくれ。・・・まだ信じらんないけどさ・・・』
炎が収まる
『確かに今のが魔法だとしても、俺がなぜ魔法使いになるのかがわからねえ・・・しかも、やっぱり魔法なんて信じられねえよ・・・』
『まあ確かに人間には信じられないのかもしれませんね。ただ、魔法はこの世に確かにあるのです。そして、あなたは膨大な魔力を有しています』
俺が魔力を持ってる・・・だって?
『俺は魔法なんか使えねえし、魔力なんてもってる気がしないんだが』
『それは自分が人間だから、魔力がないと認識、いえ、そもそも魔力の存在さえ知らなかったからでしょう。しかも魔力の使い方さえわからないのですし』
『・・・』
『だから、誕生日に魔法使いになる、という手紙が送られてきたのですよ、あなたにこのことを気づかせるために』
『・・・もし、それらの話が全て真実だとしても、なんで俺なんだ?』
『あなたが童貞だからですよ』
・・・は?
『あなたは童貞を司った存在らしいのですよ』
は?
『なぜ、そうなのかはわかりませんけど、依頼主によると、あなたは童貞を司った人間だそうです。なんらかの概念を司るのは普通12神か精霊くらいなんですがね・・・』
う、そ・・・だ・・・
『ちょっ、泣かないで下さいよ気持ち悪い・・・』
もうどうとでも言え!
『か、仮に俺が一生童貞だとしても・・・魔力を持つ理由には・・・ならない』
『30歳まで童貞を貫くと魔法使いになるって噂は知っていますか?』
よくあるネタか・・・
『神が神として存在するのは、信者から認識されるからです。異教の神を悪魔と認識するのも同じ。つまり、大衆の認識によって、位置付けは変わるのですよ』
『つまり、童貞を司るあなたが魔法使いになる、と認識された結果、魔力があなたから発生する結果になった。』
『でもそれだと・・・30歳以上の童貞の人に魔力が集まるはずじゃ・・・?』
『あなたは童貞の一人ではなく、童貞という概念を司る存在だからであり、童貞の人間全員から魔力が発生するわけではありません。』
『でもなんで16歳で魔法使いになるんだ?』
『それは私にも詳しくはわかりませんが依頼主が30歳まで待ちきれずに、16歳で魔法使いになるように、あの手紙を作ったからでしょう。つまり、30歳で童貞になるという、都市伝説をあの手紙によって書き換えたのです。大衆の認識に匹敵する力、どう考えても神の誰かが依頼主としか考えられませんけどね・・・』
・・・もう訳がわからない。つうか自分が童貞という概念を体現した存在とか嫌すぎるんだが・・・
『現にあなた、童貞くさいです』
・・・童貞くさいってどういうことだよ!
『とにかく、これでわかっていただけました?』
『じゃあ・・・なんで補助に来たんだ・・・?』
『あなたはまだこっちの考え方に慣れていませんから知識面での補助が必要です。そして、もう一つが重要なのですよ』
『依頼主はあなたを魔法使いにする代わりに交換条件を出しています。まあこれが依頼主があなたを魔法使いにする理由だと思いますが・・・あと理由があるとすれば、同情でしょうか』
『・・・』
ひでえ・・・
『1、魔法を悪事に使ってはならないこと
2、魔獣討伐を行うこと
魔獣というのは人の欲望、悪意が集合し、魔力を伴うことで、生まれる魔力生命体のことです。全てとは言いませんけど、犯罪事件にも関わってることがよくあります。魔獣は自身の欲望、悪意に忠実に行動しますから、討伐しないと、人や、社会に害をなす存在になります。
・・・正直精霊達だけで面倒見るの骨折れるので助かります』
お、おう・・・そうか・・・
『という訳でよろしくお願いします』
・・・あの手紙からこんな展開が待ち受けてるとは思わねえよ普通・・・世界は広いなあ(棒)
『あ、あとあなたを補助するにあたって、衣食住は用意していただきたいのですが』
え・・・?
『これから補助役として不本意ながら、同棲させていただきます。依頼主直々の頼みですからね・・・』
同棲・・・だとォっ⁉︎
『ちょっ、気持ち悪いオーラでまくってます気持ち悪い気持ち悪い!』
ふ・・・今の俺はなにをいわれても傷つかないぜ!
『と、ともかく納得していただけましたね?
あと、君ではなく私はアテナ・フィメールなので』
『おう、フィメール、よろしくな。で、早速だが今晩何食べたい?』
俺は料理には自信があるのさ・・・腕前をみせてやr
『いきなり馴れ馴れしいですね・・・では、フランス料理のフルコースとやらを・・・』
『学生にそんなもん求めんなァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ‼︎』
今日一日信じられないことばかり知った。そして一生童貞確定の俺と同棲してくれる女の子まで現れた。
未知のものは怖い。ただそれだけワクワク感がある。だから、俺は現状を受け入れようと思う。明日から俺はどうなるのだろうか
『ケチくさい男ですね・・・まあこれで我慢してあげましょう、所詮童貞ですs・・・⁈』
『ですの続きはなんだ?(ニヤニヤ)』
『童貞のくせに・・・意外と美味いものつくりますね・・・』
『照れなくてもいいぜフィメールちゃんよ』
『ところで童貞の誕生日はいつなんですか?』
『さらっと話そらすなよ。あと俺は大輝だからな⁈ 一応 明日だぜ』
次話は誕生日ですね。魔法使いとしての大輝は見られるでしょうか
あ、あと本編の説明をすると
依頼主→交換条件が理由?で童貞の具現化である大輝が都市伝説によって30歳に魔法使いになれることを利用し、16歳で魔法使いになると、都市伝説を強制的に変更、大輝を魔法使いに。大輝は童貞を司ることにより、童貞という概念のもつ性質をいくらか獲得しているため、童貞が30歳で魔法使いになるという性質が都市伝説によって生まれると、大輝にもその性質が生まれる。
フィメール→依頼主からの依頼により、大輝の補助に来た
となっております。
自分で矛盾点を消す作業大変ですね・・・




