始まり
はじめまして。バナナくりいむです。
小説は読むだけで、書くのは初めてですが、頑張って書きます。
完結させるのが目標。
ちなみに、最初はネタだったのですが、楽しくなってきたので、連載小説にしようと思ってこうなりましたw
30歳まで童貞を貫くと、魔法使いになるという話は知っているだろうか?
まあ、これは本当に魔法使いになるわけではなく、魔法使い=不気味な気持ち悪い存在=童貞という認識からこう言われるようになったようで
それはともかく、当たり前だが、俺もこの話を彼女のいない同志達とからかいあうときに使ったりする、ネタ程度のものとして捉えていた時期があった
俺自身が魔法使いになっちまうまでは・・・
暑さが残る二学期初日の朝。俺は1通の手紙を無言でみつめていた。
いつもなら、朝起きて新聞を郵便受けからとるだけのはずだったのに。今日はこの手紙が入っていた。まあそれだけなら、何事もなかったのだが、手紙の内容がアレすぎた
『行方大輝君へ
君は16歳の誕生日に魔法使いになります』
・・・これでわかっていただけたと思う。
あ、言い忘れてたな
俺は行方大輝 15歳、ごく普通の高校一年生だ。今は両親の仕事の都合で、一人暮らしをしている。
自己紹介を終えたところで、現状確認をしようか。
まず、魔法使いなんてこの世にいるはずがないのでこんな手紙がいたずらだってのはわかる。ただ、送り主は当然書いてないので、誰がこんな手紙を送ってきたのかわからない。それが不気味でちょっと考え込んでいるんだ。
『まあ、こんなこと考えてても仕方ないか』
そう呟き、朝飯の支度を始めることにした
夏休みが終わり、二学期になるときの憂鬱。この気持ちは誰もが感じたことがあるはずだ。
俺も気だるげに登校していた。
高校につき、1ー2の教室を開ける。
『よう行方、おはよう。久しぶりだな』
俺に話かけてきたのは、親友の天草真尋、通称ベル。SNS上でのニックネームがBelphegorなので、あだ名がベルになったのだ。帰宅部のくせに、鍛えあげられた細めの身体で、そこそこイケメンなので女子にもてそうなものなのだが、俺の同志だ。
ちなみにこいつとは夏休みもよく遊んだので久しぶりでは全くない
『おい、ベル。俺ら夏休みも遊んでただろ?ボケてんのか』
『ああすまん、そういやそうだったな。
まあ夏休みが終わったと思うと悲しみのあまりボケちまってもしゃあないだろ』
『確かに萎えるわな・・・あっ!宿題忘れた・・・』
『フッ雑魚が、俺はしっかり持ってきたぞ(ドヤァ)』
『ん?・・・お前経済のレポートはどこだ?』
『・・・えっと、なにそれ・・・?』
『夏休みの研究レポート。まさかと思うが存在知らなかったのか・・・?プリントで概要配られただろ』
『・・・すいません、そのプリント見せて下さい・・・』
こんな馬鹿な会話で二学期初日は始まったのだった
二学期初日なので特になにもなく放課後になった。早く帰れる今日こそ遊びたいのだが、あいにく友人連中がみなそろって宿題やっていなかったので暇になってしまった。
『新しいラノベでも探してみるかな』
そう思って本屋へ向かおうとしたところで
『童貞くさい発言ですね、流石です』
・・・なんか知らない女の子に罵倒された




