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短編ホラー  作者: 荻波鶴


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6/7

ごみ屋敷

妻と二人暮らし


綺麗好きでそれなりに町内では有名だった


鬱になるまでは


妻が家からいなくなった


どれだけ望んでも帰ってくることはないだろう


どうしてこうなってしまったのか


思い出されるのは楽しかった日々と


笑顔が溢れる昔の景色だけ


気付けば家の綺麗さはどこへ消えたのか


溢れるのはごみごみごみ


市の指定の中型のごみ袋が部屋を埋めつくす


片付けることすらできなくなり酒やタバコに逃げる日々


夜中寝タバコが祟ってごみ山に引火する


家は全焼


焼き後からは二人の死体


一人にしててごめんね


これからはずっと一緒だよ

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