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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

朱焔の零緖

作者:Le0
最新エピソード掲載日:2026/06/03
企業によって能力者が支配される世界。
管理できない力は“例外”として排除される。
その例外が――
朱焔零緖。
非人道的な実験により生み出された彼女は、
肉体を炎へ、炎を肉体へと変換する異質な能力を持つ。
だがその代償として、心は壊れ、ほとんどの記憶を失っていた。
ただ一つ。
理由も分からないまま――
企業を破壊するという行動だけを続けていた。

ある日、企業の戦闘員として派遣された一人の少女と対峙する。
氷を操る能力者、氷室澪。
明るく笑うその少女はかつて、
零緖と同じ施設で生きていた“唯一の存在”だった。
だが零緖は、彼女を覚えていない。
それでもなぜか、零緖は彼女を殺せない。
澪もまた命令に抗い、
二人は敵同士として再会しながら、共に逃げることを選ぶ。

逃亡の中で明らかになっていく過去。
同じ施設で育った者たちが、
今は企業の兵器として立ちはだかる。
力に執着した者。
壊れきった者。
感情を捨てた“完成体”。
そして、すべてを生み出した人間。

戦うたびに零緖は“人間である部分”を燃やし、
澪は能力の代償で心と身体を凍らせていく。
壊れた者同士。
触れれば、互いの存在すら失いかねない関係。
それでも二人は――
離れない。

やがて零緖は知る。
自分が燃えている理由を。
そしてそれが
澪のためであることを。

――これは、
壊れたままでも誰かを選ぶ物語。
炎と氷の狭間で、
二人はその温度を取り戻そうとする。
温度
2026/05/24 01:46
接触
2026/06/03 18:57
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