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Ideal Crossing 異世界で後輩ハーレム!?~かなんさん今何してんの?後輩と世界平和してる~  作者: 伝説の黒猫
第1章 水の都アイシクル~深まる謎~
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第16話 自由時間

更新遅れました。申し訳ありません。


つ、次は頑張りたいと思います。。

意識が戻り、ピアニャとの会話を続ける。


「ピアニャも行く!」

「…じゃあ条件を出す。それを守れるなら連れて行く。いいか?」

「わかった!」

「まず、俺が逃げろと言ったら逃げること」

「え〜、なんで〜?」

「いいから」

「うん」


「ことねのそばを離れないこと」

「ここね?」

「こ・と・ね」

「ことね。だいじょうぶ。ピアニャできる子だから!」

「帰ってきたら、あいと一緒にここにいるみんなでパーティーやろうな?」

「わかった〜!」

「よし」


ピアニャを連れて行くのは、不安だが、炎龍がどのくらい強いかわからないからな。

支援はあるにこしたことはない。


「リン、留守を頼めるか?無理はしなくていいから」

「はい。ご主人様。誠心誠意努めさせていただきます」

「頼む」


苦笑する。

ご主人様と呼んでくれるのは素直に嬉しいんだけどもっと仲良くなれないものだろうか。

帰ってきたら考えればいいか。


後から来たナナと琴音に事情を説明する。

女子勢は準備が必要なようだ。

今は2時くらいか。

今日は残りを準備含めて自由行動ということにしよう。

服も買いに行かないと。


「今日は準備と自由行動としよう。早く行きたいが、この時間から探すのは得策とは言えないだろう。明日の早い時間にでるためにもそうしようと思う」


みんながそれぞれに頷いてくれた。

ピアニャとリンに声をかける。

買い物だ。

フルールさんも生活に余裕があるわけではないと言っていたし、服は必要だしな。

幸いお金に余裕はある。


「かなん先輩、もしかして、お買い物とか行こうとしていますか?」

「ああ。二人に服を買ってあげないと思って」

「私との約束は?」

「え?あ、今日?」

「竜にやられたとき、なんか、あっさり私との約束破ろうとしてましたよね?」

「そ、それはその、何といいますか、そんなことはないといいますか…」

「今日(・・)です!」

「はぃ」


女の子って勘がいいな。

まさか、心の声漏れてる?

あっはっは。

そんなことはないよ。

ないよね?

それとも、もう俺のこと愛し過ぎて、心の声は筒抜け!

ないな。

とにかく、ナナとピアニャとリンの三人で、お買い物+ご飯に行くことになりました。


まずは、服を買いに。

お店はよくわからないので、ナナのいきつけのお店にいくことになりました。

ナナ頼りになる。


「こんにちは。おや、ナナさんじゃないですか。本日はどのようなご用件で?」

「こんにちは、クシールさん。今日は私じゃなくて、この子たちの服を探しに来たの」

「ほう。さようでございますか。ご希望などはございますか?」

「えと、動きやすい服と普段着が欲しいの。あ、あと寝間着も」

「わかりました。少々お待ちください」


そういって、ファッションショーが始まった。

いや、店の服全部着る勢いでやってるんだもの。

結構広いお店なんだけどなぁ。

俺は、1人で店内を物色します。

お、このワンピースかわいいな。

緑色で統一されていて、材質は絹、リボンのアクセントがいい。

裾は、少しフリルみたいになっている。

ピアニャに似合いそうだな。


そういえば、ピアニャについて、あまり触れてないな。

ピアニャの髪は金髪。

少し薄めだが、ツインテールが似合いそう。

え?

なぜツインテールかって?

金髪と言えば、ツインテでしょ。

ツインテできそうなくらい髪は長い。

胸のあたりまではあるかな。

背は90cmくらい。

目は綺麗な翡翠(ひすい)色。

腕や脚はつかんだら折れそうなくらい細い。

まあ、あれかな。

とりあえず、かわいいと思ってくれれば。

あ、大事な特徴を忘れた。

耳がとんがっています。

触るとふにふにしていて極上です。

気持ちいいです。

ずっと触っていたいです。

ハーフエルフです。

年は、10歳だそうです。


いけない。

思考が危ない方向に。


続いて、リン。

髪は黒色です。

茶髪も混ざってます。

目は茶色で、強い意志を感じさせる顔です。

背は140くらいかな。

人間です。

14歳です。

年の割にはしっかりしていて、いいお姉さんになりそうな感じです


と、こんな感じかな。

いまだにこの二人が俺の奴隷になってることが信じられないな。

地球(アース)では考えられないことだ。

よくない。

うん。


とにかく、服をみていく。

暇なのでね。

さっきのワンピースはピアニャに買うことにした。

お祝いということでいいだろう。

リンに似合いそうなのは…

お!

このカーディガンとかどうだろう。

ベビーピンクのものだ。

きっと似合うだろう。

これを買っておこう。


クシールではない別の店員に声をかける。


「これを買いたいんだが」

「こちらでございますか。少々お値段がするものとなっていますが、よろしいでしょうか?」

「ああ、構わない。あと、贈り物なので、包んでいただけるだろうか?」

「なるほど。かしこまりました。では、合わせて、20000ヴェルになります」


代金を払い、品物を受け取る。

いい買い物だった。

あとは、ナナだよな。

なにか装飾品とかのほうがいいだろうか?

時間はまだかかりそうだし、外の店もみてくるか。


近くにある、お店を見て回る。

うーん、いいものがないな。

さらに、店を見て回る。

ん?

このネックレスはどうだろうか?

天水の紋章というらしい。

ピンクゴールド色の円の中に、スカイブルーの紋様だ。

店の外からに見えるような位置あるだけあって目を引くよね。

中に入り、詳細を聞く。


「天水の紋章ですか。いやー、最初にあれに目をつけられるとは、お客さんお目が高い!あれは、水の耐性を増加させる効果があるらしいんですよ!なので、1000万ヴェルというところなんですが!」

「1000万か…」


うーむ。

買えない値段ではないのだが。

どうしたものか。

手持ちは2000万近くあるのだ。

アイテムボックス便利過ぎ。

お金を盗られる心配が皆無です。


「そうですな。お客様のお目が高いことを考えて、900万といったところでどうでしょう?」

「もう一声」

「そうですな。800万でどうでしょう。これ以上は―」

「それでいい」

「ありがとうございます。お包みいたしますので、少々お待ちください」


値段交渉はあまり得意じゃないな。

ノリで言ってみただけだし。

まぁ、こういうアイテムは珍しいし、もともと高いから、悪い買い物ではなかっただろう。

ナナにも似合だろうし。

品物を受け取り、服の店に戻る。


どうやらそろそろ終わりそうだ。

ちなみに、今は4時です。

約2時間とかすごいね!

俺、さすがに疲れちゃうよ。


「いいものはあった?」

「うん。ピアニャにもリンにもすごく似合いそう!」

「ピアニャはよくわかんない」

「こんなに買っていただいてよろしいのでしょうか?」

「問題なし」

「ありがとうございます」


リンの反応がいまいちだな。

もう少しでいいから仲良くなれないものだろうか。

全部で100000ヴェルだった。

高いのかもはやわからない。

さてと、まだ夕食の時間には早いし何をするか。

映画とかかな?

そんなものあるんだろうか?


「ナナ、映画…お話を見て楽しむものってある?」

「あるよ。いくの?」

「時間もあるし、そうしようかと」

「そうね。案内するね」


ナナの案内で映画?を見に行くことになった。

ナナに案内された場所は、この間愛(あい)と行った遊園地の近くにあった。

この区画には、娯楽施設が多いのだろうか?

今度いろいろ歩いてみよう。

でも、貴族には会いたくないな。

うーん。

遊覧船にでも乗ってみればいいか。

楽しそうだし。

アイシクルの水路は万能で船での移動は結構快適らしい。

船には乗ったことないからな。

ぜひ、乗ってみたい。


映画代として一人1500ヴェル払い、中に入った。リンの様子がおかしい。


「こ、こんなところに来られるなんて…!でも、奴隷の身で…」

「いいんだよ。術での契約は奴隷紋章を消すことができるし、問題ない」

「でも、ご主人様、でも!」

「いいんだ。俺、あんまり奴隷とか好きじゃないからさ。そうだ。そのことで、今度リンに話があるんだ。聞いてくれるか?」

「は、はい!ぜひ」

「よし。じゃあ今は楽しもうな」

「はい!はぃ?」


よしよし、うまくごまかせたな。

せっかく遊びに来たのに楽しまないなんて損だからな。

こういうところはピアニャを見習って欲しい。


「ピアニャ、ここはじめてー」


ピアニャは走り回っている。

こら。走っちゃいけません。

ピアニャを捕まえて少し叱る。

まあ、楽しんだもの勝ちだよな。


中はひんやりしていて、少し寒かった。

ピアニャとリンには買った服を掛布団代わりに使わせ、ナナには、俺の上着を貸した。

最初は遠慮していたが、使ってくれているようだ。

よかった。

俺?

俺は寒くないよ?

こういうの一度やってみたかったからな。

異世界とかじゃないとできないよ。

こんなことは。


どうやら、ここの映画の仕組みは前にある段差を用いて水がモニターの代わりになっていて、映像を記憶しておく結晶で投影させているらしい。

カメラのようなものだろうか。

高いんだろうなと思いつつ、上映を待つ。

10分ほどして、映像が始まる。

幻想的な感じだ。これ作ったやつすごいな。


内容は過去の英雄譚だった。

子ども向けというわけではないようで、割と楽しめる内容だった。

見ている人たちの年齢層もバラバラだったしな。


英雄譚の内容は百年前くらいの話らしい。

脚色はあるだろうが、少し内容を紹介しよう。


この世界ムシクムには、3つの国がある。火の国、水の国、風の国。

基本魔法である火・水・風。そこから発展した国である。

その中で、三国は次第に意見が食い違い、衝突するようになった。

火の国は、戦いを求めて。

水の国は、安定を求めて。

風の国は、優越を求めて。

ついには戦い―戦争にまで発展した。その戦火はさまざまなところに及び、多くのものが亡くなったという。


だが、そこに、新たな敵が出現した。7龍たちである。かの龍たちはそのすさまじい力を持って、この世界を蹂躙したという。

その状況にそれぞれの国はそれぞれの思惑で、現状を憂いた。

そして、3カ国会議が行われることとなった。

三国は最終的に3つのことを定めた。

1つ 戦争を一時休戦とし、三国をもって7龍を討つこととする。

2つ 基本的には相互不可侵だが、有事の際は、中立地帯、さらにそこから100mは領土内に侵入可能とし、合同で、協力し、これにあたることとする。

3つ この条約は7龍が討たれ、三国で共通の認識がもたれるまでとする。


この同盟、いや、休戦協定が結ばれると、姿を見かけるのは、突然3龍だけになった。ただし、それぞれの国を監視するかのように1体ずつではあるが。


この長い前置きの後に始まるのが、今回の話だ。

この協定が結ばれて、10年ほどしたころである。三国がそれぞれ、戦争の準備をまた始めたという噂が世界中で流れた。三国は疑心暗鬼に陥り、他国に不安を抱くようになった。そして、国民たちを戦争の兵士にしようとしたのである。


そこに現れたのが、英雄ロクである。ロクは、桁違いの知識を有した、その知識を用いて、新たな魔法を使いこなし、戦争を未然に防いだ。彼のおかげで救われた命は、計り知れない。だが、彼は戦いの最後に呪いを受けた。この呪いは、1年以内に必ず命を吸われるというものである。


だが、英雄はくじけなかった。そして、彼は、三国に魔法学校を設立し、その国の学校の成績優秀者を星夜陰(せいやいん)武闘会にて、競わせ、国同士の戦争の代わりとした。しかし、勝者は、1つ願いが叶えられるとしただけで、国同士の賭け事などは禁じた。


これにより、協定以降から現在までに、世界で戦争が起こっていない大きな要因とされている。


という話だった。

非常に興味深い話だ。

英雄ロクのように魔法を使えれば、強くなれるだろう。

今後、調べていく必要があるな。


とにかく、今はナナにご飯おごるのが先決だろう。

約束だしな。


俺たちは、英雄譚について会話を交わしながら、レストランに向かった。

意外とリンが興奮していた。

こういうの好きなのだろうか?

だとしたら好都合なのだが。


レストラン「フラーレ」に行った。

最低価格の料理が5000ヴェルという恐怖のお店だ。

仕方ない。

必要経費なんだ。

これは。


「ナナ、約束だし、おごるよ」

「むー。まぁいいです」

「?」


なんかむくれている。なぜだ?女の子の考えていることは難しい。


料理はとてもおいしかった。

高いだけはある。

ステーキを食べたが、おいしかった。

高いお肉ってこんな感じなんだろうね。

うん。

ナナ、ピアニャ、リンもそれぞれ、とろけるような肉を幸せそうに食べていた。


「せんぱい!おいし~よ!このお肉!」

「うまいな!また来たいなぁ」

「ピアニャ、これ好き~」

「おいしいです。私こんなにおいしいもの食べていて、いいんでしょうか?夢?」


うん。いい反応だな。

リンが少しおかしい気がするが。

そんな調子で食事は進み、その日は帰り、明日に備えることにした。


ナナと別れ、二人を連れて、寮に戻る。

男子寮に女の子が二人?

ばれなきゃ大丈夫だろ。


二人にベッドを使えと言ったら、リンが恐れ多いと言ってきたので、最終的に、三人で川の字で寝ることになった。

おかしいな。

俺はロリコンじゃないですよ?

疲れがたまっていたのか、その日は久しぶりにぐっすり寝ることができた。


嵐の前の静けさでしょうか。愛が、っていうのは許してあげてください。

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