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55年前玉巻木家宗家と玉巻木喜兵衛の関係者

玉巻木家宗家の先々代を中心とした人々達です

寛一が若い頃の関係者です

戦前の頃の様な時代をイメージしています

玉巻木喜兵衛(たままききへえ)

65歳

玉巻木家宗家当主

玉巻木寛一の義父、子はほとんどが娘ばかりな上に跡継ぎとなる男子は流行り病で亡くなってしまい、男子は妾の(とも)との間に儲けた康昭(やすあき)、妻澄子との間に

ともは妻の澄子(すみこ)の遠縁で澄子と智との仲は良好

正義感が強く誰に対しても公平に接する、村民に慕われている。

曲がった事が嫌いで筋を通す性格

寛一とは真逆の性質を持ち水と油の関係、寛一の


玉巻木澄子

玉巻木喜兵衛の妻

60歳

玉巻木喜兵衛との間に多くの子を儲けるがほとんどが娘で男子は流行り病で亡くなる

遅くに子を儲けるがそれにより玉巻木家宗家は様々な問題が発生する原因となる

玉巻木寛一の義母。

真面目で誠実な性格、夫の喜兵衛を支える、寛一の事は夫喜兵衛同様に快く思っていない


(とも)

40歳

喜兵衛の妾、喜兵衛との間に長女君子と次男康昭(やすあき)を儲ける。

喜兵衛の妻澄子の遠縁、澄子との仲は良好

喜兵衛や澄子同様に快く思っていないのはそうだが、玉巻木家宗家の跡継ぎである寛一が嘉平に何もかも似ている事を不安に感じ、寛一が玉巻木宗家を継いだ後、玉巻木宗家に取って災いでしかない事を引き起こすのではないかと危惧している。


玉巻木君子

25歳

玉巻木喜兵衛と智との間に生まれる。康昭の姉

寛一の義妹(血縁上の関係は従兄弟)

玉巻木家の分家で木材業を営む玉巻木木材の跡取り玉巻木与四郎に嫁ぐ

康昭を気遣い何かと気にかけている。母智同様、寛一が跡を継いだ後玉巻木宗家の為にならない事を引き起こすのではないかと警戒し、姉として康昭の助けになる手立てはないだろうかと苦悩する


玉巻木康昭

20歳

玉巻木喜兵衛の息子、喜兵衛と妾智との間に生まれる君子の弟

寛一の義兄弟(血縁上の関係は従兄弟)

喜兵衛の血を濃く受け継ぎ容姿性格共に似ている。

義兄弟寛一との関係は可でも不可でもない・・・が

喜兵衛から密かに跡継ぎとなる為の教育や経営者としての教育も受けている。

玉巻木家宗家を始めとした玉巻木一族からは幼い頃から正当な玉巻木宗家の継承者と言う認識がされている。

後年、康昭は寛一の側近となりの言う言葉を素直に聞き助言を受け入れる事が出来る唯一の人間となるが、それは喜兵衛が長年培って来た経験や知識を康昭に幼い頃より叩き込んだ結果である。容姿や性格共に喜兵衛に似ていた上に仕事が出来るので余計に頭が上がらなくなってしまう


玉巻木寛一

幼い頃、0歳から5歳の間

玉巻木喜兵衛の養嗣子、玉巻木喜兵衛の異母弟嘉平きへい)の息子だが娼婦との間に儲けられた私生児

嘉平の数いる子の内の1人

君子と康昭と義兄(血縁上の関係は従姉従弟(いとこ))

母の名は千早(ちはや)、咲瓊県大都市の娼館柳栄楼(りゅうえいろう)で幼い頃から働き年季が明けてからも息子を育てる為に働いていた。

寛一の祖父彦次郎に顔立ちが似ていたので玉巻木家宗家に引き取られた

玉巻木寛一【成人後】

15歳~30歳までの間

玉巻木喜兵衛により玉巻木家宗家に引き取られた養子となり、跡継ぎとなるべく教育を受けたものの父親似の性格と粗野で品の無い言動や素行の悪さで喜兵衛を始めとした家族や玉巻家一族から快く思われていない、義妹や義弟との関係は微妙。

放蕩癖があり酒乱の女好き

萱野善右衛門の次女美津子(みつこ)との間に子を儲けるが、数年前から鷺ノ巣由利江(さぎのすゆりえ)を愛人にし隠し子を作る


保崎由利江

旧姓は鷺ノ巣

25歳

玉巻木寛一の妾、寛一との間に何人もの子を儲ける

玉巻木寛一との間に儲けた子は認知されていない

加島幸助の従姉妹で情婦、加島幸助との間に多くの子を儲けるが、ほとんどが施設に預けるか養子に出し会いもしない。

玉巻木寛一の愛人。玉巻木家具本社に加島幸助の紹介により事務員として働く様になる。加島幸助の企みにより由利江を玉巻木寛一に紹介して玉巻木寛一を由利江に会わせ、由利江に会った玉巻木寛一は由利江を一目見て一目惚れした状態となり、加島幸助の思惑通りに由利江を愛人にする。加島幸助は玉巻木寛一を唆し人事を動かし由利江を秘書課に移動させ、由利江を自身の秘書にした。その結果玉巻木寛一は由利江の手練手管によって狂わされ溺れて行きずぶずぶな関係となる。その結果由利江との間に何人もの子を儲け玉巻木喜兵衛が激怒する原因を作る。玉巻木一族や玉巻木宗家を始め玉巻木一族から問題視される

寛一の妻美津子の死後寛一の妻の座を狙おうとするが、玉巻木家宗家を始めとした玉巻木一族から寛一の後妻となる事を拒絶された為、愛人の立場に甘んじている。

加島幸助のとの間に進也を儲けるが、由利江と加島幸助の邪悪な力により寛一は我が子だと信じ混み、進也が生まれた時、進也を見た寛一は我が子だと確信した。寛一に全く似ていない上に玉巻木家と全く関係のない赤の他人にも関わらず寛一から認知され、実子となっている。

小さな顔に可愛らしい顔立ち、前髪を揃え艶のある長い黒髪に小柄で華奢な体は庇護欲を掻き立て、異性からお姫様の様に扱われもてはやされていた。

私は誰よりも可愛い、誰より美しく、私に愛を囁き尽くしてくれるのは当然と信じ疑わない

恋に恋する恋愛至上主義の男好き、倫理観は低く父親の分からない子が何人もいる。

傲慢でわがまま、世界は自分を中心に回っていると思い周囲を振り回している。

由利江を前にすると一部を除き大抵の男は由利江の思う通りになってしまい、寛一を始め由利江と関わった男達は由利江の毒牙に嵌まり抜け出せなくなる


加島幸助

28歳

由利江の父方の従兄弟で由利江の情夫

旧家見上家の娘桃子と結婚し稚葉(わかば)を儲ける。

由利江と全く似ていないので言わなければ親戚とは思われないが中身はよく似ている

由利江と同じく幸助を前にすると幸助の思う通りになってしまう。人を操り支配し己の意のままにしたいと言う欲が強い

育った環境からか欲深くその欲には際限が無く自身の欲を満たす為には手段を厭わない

由利江とはただならぬ仲、由利江との間に多くの子を儲けるがほとんどは養子に出している。

後年由利江との間に進也を儲ける。それが後々の火種となるのだが


玉巻木美津子

28歳

玉巻木寛一の妻、萱野善右衛門の次女

寛一との間に長男周助、次男春孝(はるたか)を儲ける

寛一との関係は冷えており家庭内別居状態

寛一の女癖の悪さに頭を痛めている

舅の喜兵衛から娘の様に溺愛され姑の澄子からも娘の様に思われ舅姑の関係は良好

予知夢により未来を予言する能力を持つ。


萱野善右衛門

65歳

萱野家本家当主

美津子の父、長男に跡継ぎの泰能がいる。

寛一の舅

寛一の放蕩癖は勿論、娘の美津子を蔑ろにしている事に怒りを感じている

真面目で責任感が強く融通が利かない性格

喜兵衛の昔からの友人


坂山嘉平(さかやまかへい)

故人

寛一の実父、寛一を始めとした多くの姉弟を不特定多数の女性との間に儲ける

父は玉巻木家宗家先代当主玉巻木彦次郎(ひこじろう)

母は彦次郎の妾の文乃(あやの)、元芸者

彦次郎から援助されて育つが、苦労を知らずに育った為にわがままに育ち成人後は悪い仲間と遊び回る様になる。

彦次郎の仲立ちで玉巻木家と懇意の商家、小畑清吉(おばたせいきち)の娘富江を嫁をもらうが、仕事もろくにせず妻の実家からの援助で生活し、妻子を省みず蔑ろにして放蕩を繰り返す夫に見切りを付け離縁され妻の富江は子を連れ実家に戻ってしまう

この事に彦次郎は激怒し、妻子に二度と会えない様にされてしまう。

彦次郎は、不出来な息子に嫁ぐ羽目になってしまい要らぬ苦労を強いてしまった事を小畑家に詫び、再嫁先を探してくれ、富江は子連れ再婚した。幸いにも富江は新たに出会った伴侶との間に子宝に恵まれ舅と姑から可愛がられ幸せに暮らす

富江が子を連れて去って以降、当然だが富江の実家からの援助は無くなり実父彦次郎からは見捨てられ生活は困窮して行き、最終的には商売女に病を移され若くして亡くなる。

嘉平の死後異母兄の喜兵衛が嘉平には富江以外の女性との間に儲けた私生児がいる事を小畑家から知らされ、寛一を始めとした多くの子を探した。寛一を除く弟妹は喜兵衛の伝手で養子先が決まり大事に育てられた。

余談になるが彼らは各々(おのおの)の養父母から喜兵衛が伝手を使い養子先を探してくれた事を聞かされ喜兵衛に感謝する様になる。

寛一以外の弟妹はまともに育ち性格もひねくれてはいなかった。


玉巻木彦次郎

故人

玉巻木家宗家先代当主

玉巻木喜兵衛や嘉平の父

玉巻木家具の創立者、人格に優れ人望にも恵まれた経営者だが、困った人間がいるとほっとけない性格で生活が出来なくなり困窮している者の世話をする事も度々

頼られると弱く許してしまう所がある

嘉平の母文乃との関係もそう言う性格が仇となり始まり嘉平を儲けるに至るのだがまさか文乃と嘉平がこんな人間性だとは思わずこの親子に苦労させられる事になるが最後には見捨てる決断をする


文乃

故人

享年68歳

玉巻木彦次郎の妾、嘉平の母

大都市で芸者をしていた時に彦次郎と出会い妾となる

若い頃は美人で、踊りや歌も上手く人気があったが美人なのを鼻にかけ傲慢で高飛車な性格であったのでよく客と問題を起こしていた。仲間に対しての態度も悪く敵を作りやすい性格

かなりの酒乱でそれも客と問題を起こす要因となっていた。

嘉平や寛一は性格や言動が文乃に似ている

彦次郎の妾となってからはあの手この手で金を出させて好き勝手に暮らしていたが、嘉平が彦次郎に見放されてからは生活は困窮を極め、息子の嘉平は若くして亡くなった後、後を追う様にして亡くなった




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