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8/1 前途多難

部屋の気温が35℃を突破し私の肉体組成及び生存戦略が変容してから1週間が経過した。経過したんだから仕方ない。


35℃とは、つまりパーム油とかの融点である。

油が固形を保てぬ中に身を置き続ける中で、私は一つの結論に達した。


日中に意識を保つ事は出来ない。


私の意思は軟弱かつ薄弱である。


日が照っている間、空気の熱収支が30℃以上で保たれるおよそ12時間を耐え抜くには私のメンタルが足りていない。


肉体と精神の両方に負荷がかかり続けた結果、脳は日中に対して過剰なストレスを感じるようになり、回避行動として強烈な眠気を発するようになった。


10時から16時の間、私の意識は覚醒状態を保てなくなった。


それに伴い夜間の意識レベルは上昇し、私の肉体は完全な夜型へと移行した。


ただ問題は、世間一般は基本的に昼型というか、そもそも人間が昼行性なので多くの予定は私の意識が無いうちに設定される。


平日の10倍くらい長期休みが忙しくなる私からして、それは致命的な問題だった。


どうにかするしか無い。


エアコンの修理業者からきた電話を取る。


「8/11以降ご案内できます。」


「じゃあ8/14とかでお願いします。」


「承知致しました。」


詰んだ


2週間である。


私の8月はあまりに前途多難である。

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